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人気が長くあったり、物語が壮大だったりするがゆえに連載期間が長くなった作品を紹介したい。超紹介したい。
いわゆる超長編ともいうべき巻数を刊行しており連載期間も10年どころか20年、30年というような作品さえもある。本記事ではこの超長編の定義を便宜上41巻以上連載し、完結した漫画としている。
なぜ41巻かというとあの誰もが知る名作『ドラゴンボール』が全42巻なので、『ドラゴンボール』ぐらい連載してるなら超長編といってよいだろう…ぐらいざっくりしているのは内緒だ。
ちなみに、本ブログではこれまで巻数別の完結漫画を紹介しているので他の完結漫画を読みたい人は以下リンクから読んでくれると超うれしい。
漫画を無料で読むにはマンガアプリがおすすめです。以下記事でおすすめマンガアプリを紹介しているのでチェックしてみてください。
50巻以内で完結したおすすめ漫画
41巻~50巻で完結したおすすめ漫画を紹介します。
1. 七つの大罪 / 鈴木央(完結 / 全41巻)
アニメ化もした超人気バトル漫画
伝説の逆賊〈七つの大罪〉をめぐるダークファンタジー。王国の一騎当千の猛者・聖騎士が追い続ける<七つの大罪>を探す少女が現れたとき運目が動き出す。
ジャンプ、サンデー、マガジンと週刊誌を渡り歩いてきた鈴木央の新境地は中世の世界観にドストレートなバトルが楽しめるファンタジー漫画。とにかくバトルがド派手でひねりがないシンプルな演出が良い。マガジンでここまでまっすぐなバトル漫画は本当に珍しく貴重。
週刊少年マガジンのおすすめ漫画ランキング2024!狙いすましたヒット作を読むならマガジンがおすすめ2. DRAGON BALL / 鳥山明(完結 / 全42巻)
熱狂的なファンを世界中にもつバトル漫画の金字塔
山奥に暮らす尻尾の生えた少年・孫悟空が「七つ揃うとどんな願いも叶うドラゴンボール」を探す少女・ブルマと出会い冒険に出る。ドラゴンボールを探すライバル、悪党達と闘いながら悟空はどんどん強くなっていく。
全世界で今なお大ヒットする名作なので知らない人はいないと思います。私も小学生のころ毎週穴の開くように少年ジャンプを読んでいました。
ドラゴンボールは初期のドラゴンボール探しの冒険から徐々にバトル色が色濃くなっていく作品です。特に少年期ラストのピッコロ大魔王戦は多くの漫画家に影響を与えるほどのヒリヒリ感がありました。
中期から後期は次々と敵が強くなっていくのでインフレがすごいですが、それを悟空達の覚醒で乗り越えていくのはシンプルに少年たちをワクワクさせ虜にしていくパワーがありました。
みんな大好き鳥山明作品まとめ!「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」など3. DAYS / 安田剛士(完結 / 全42巻)
走ることしかできない下手くそが強豪サッカーチームに化学反応をもたらす
何をしてもどんくさい少年・つくしが天才サッカープレーヤーの風間と友達になり名門サッカー部に入部する。チームは全国を狙う名門で主人公は何のとりえもないど素人。ただし、この主人公とにかく走ります。
走ることしかできない。けど誰よりも走るの姿勢にチームメイトが感化されどんどん強くなります。試合も熱い展開が多く面白い。また、いちいち泣けるエピソードをぶっこんでくるので涙腺弱い人は注意です。泣けるし、熱いサッカー漫画が『DAYS』なんです。
おすすめサッカー漫画をジャンル別に紹介!高校サッカー、ユース、クラブチーム、代表、なでしこの熱い戦いが読める4. ろくでなしBLUES / 森田まさのり(完結 / 全42巻)
ジャンプ漫画でもっとも正統派な不良漫画
ジャンプはいわゆる不良漫画不毛の雑誌でして、その中でろくでなしブルースは唯一大ヒットした作品でしょう。暴走族というより高校を舞台にしたヤンキー漫画で、各高校の頭と戦うことが多いです。
他の不良漫画と比べてとびぬけてるのが喧嘩の描写です。画力がとびぬけてますし、ジャンプ漫画だけあってケンカシーンは手抜きカット一切なしです。
四天王とよばれるライバル同士が手を組んで大阪の高校と戦いに行くシーンは滅茶苦茶燃えます。
県下一のヤンキー高出身者がおすすめする面白い不良漫画!世代を超えて読みたい名作や話題の新作を紹介5. からくりサーカス / 藤田和日郎(完結 / 全43巻)
うしおととらが「友情」ならからくりサーカスは「愛」の物語
小学5年生の才賀勝は、父親である大手家電メーカー”サイガ”社長・才賀貞義の死により180億円の遺産を相続。これによって異母兄弟から命を狙われていたところを加藤鳴海と「しろがね(エレオノール)」に助けられる。
藤田作品の中でもっとも長期連載されたのがこのからくりサーカス。元々は気弱な坊ちゃんだった勝が鳴海やしろがね、それ以外のかっこいい大人たちに魅了されてどんどん成長していくのが面白い。対ラスボス戦は「うしおととら」が最高だけど、ラストに持っていくまでの流れは「からくりサーカス」が最高。長いけど、だからこそラストの迫力は最高です。
アニメ「からくりサーカス」最新話までの見逃し動画の無料視聴方法(Amazon Prime)と全話感想6. クローバー / 平川哲弘(完結 / 全43巻)
サクサク読める不良少年ケンカバトル友情漫画
小学校時代の親友であるハヤトとトモキとケンジが高校時代に再開する…というところから物語が始まります。あとはヤンキー漫画おなじみのトラブル→喧嘩…といういわゆる一般的なヤンキー漫画。
ハヤト、トモキ、ケンジの悪いやつじゃないけど周りと馴染めない感じとか結構丁寧に描かれています。また中盤以降はどんどん主役級のキャラが増えていくのが熱い。また、女子も出るのでクローズやワーストとの違い。
7. 海皇紀 / 川原正敏(完結 / 全45巻)
修羅の門の合間に描く箸休め…では全然なかった!壮大なスケールで描かれる海洋大河浪漫
『修羅の門』が無期限の連載休止になったあとに『修羅の刻』を挟んで連載を開始したのが『海皇紀』。正直私は連載始まった時(長い連載だったし息抜きかな?早く終わって『修羅の門』の続きを書いてくれないかなー)と思っていました。
しかし、この『海皇紀』は全くもって『修羅の門』のおまけではなく、『修羅の門』以上の長期連載になります。なんと12年の連載。
文明崩壊後に近世まで文明レベルが下がった未来を舞台に、国同士が覇権を争う川原正敏版「三国志」とも言われる作品。
伝説の影船を操り、幻といわれる日本刀を持つ謎の男ファン・ガンマ・ビゼン。ファンは亡国の王女と出会い古の技術・カガクを使い覇権を狙う帝国ロナルディアを相手に戦いを仕掛ける…というのが大まかなあらすじです。
『修羅の門』が男と男の強さ比べであり、『修羅の刻』は歴史の裏で繰り広げられる人間浪漫的な作品であるのに対して、『海皇紀』は歴史の表で、国と国の戦いを描くという言わば超王道な作品です。
主人公も個人としてもかなり強いですが、どちらかというカリスマ性で仲間を魅了し、知略をもって軍で戦う将軍のような存在です。その戦いに作者の出自・商船高等専門学校も使い帆船での戦いがメインで描かれます。
また世界観が秀逸。文明崩壊後の未来ですが、現代技術が超古代兵器として登場。その兵器に対して、知略で戦うというのが良い。壮大な海の物語をぜひ読んでみてください。
8. ハイキュー!! / 古舘春一(完結 / 全45巻)
間違いなくバレーボール漫画の最高峰!古豪・烏野が全国に挑む
異論反論あるかもしれませんがバレーボール漫画の最高峰と個人的に思っているのが『ハイキュー!!』です。数年後にはバレーボール漫画のスラムダンクとして語られるのではないでしょうか。
以前イッキ読みしてからすっかり虜。ジャンプで毎週読んで、単行本で試合をイッキ読みというのを数回繰り返しております。名言が多いのも魅力の一つ。
簡単な内容としては、運動能力は抜群だが技術がない日向翔陽が中学最後の試合でぼろ負けした天才セッターと烏野高校でコンビを組むことになる…というようなもの。結構オーソドックスな内容です。
バレーボールの試合のおもしろさ、選手の成長、熱いセリフが魅力なハイキュー!!ですが個人的に最大の魅力だと思っているのは「高校部活の終わりの雰囲気」をこれでもかというほどのリアリティで畳みかけてくるところだと思っています。勝って先へ進むもの、負けて引退するもの、引退する先輩を贈るもの…これらの描き方が抜群なんです。しかも、1校1校それぞれのドラマが見えるんです。まあ泣けますよね。
あの部活動の甘酸っぱい青春を思いだした人は必読です。
バレーボール漫画『ハイキュー!!』を一気読みしたんだけど超面白いね。スポ根好きにおすすめ9. ベイビーステップ / 勝木光(完結 / 全47巻)
成績超優秀な優等生がテニスの魅力に憑かれプロを目指すサクセスストーリー
超真面目で成績優秀な完璧主義者である主人公”エーちゃん”が運動不足解消のためにテニスをはじめる。勉強ばかりしてきて運動とは無縁だった主人公がひたすらに頭を使い、ノートを取り続けながら強敵と戦い、糸口を見つけながらプロを目指していく。
スポーツ漫画にありがちな急な覚醒とかはなく、自身の課題を見つけレベルアップしていくためにどんどん環境を変えていくのが非常にリアル。試合中の選手たちの思考や自身の特性に合わせた戦略など見どころがかなりある。
試合以外の練習、大会の制度、下部ツアーがどうなってるか…などテニスにまつわる様々な描写も丁寧に描かれてるのも注目。
涙腺をぶっ壊しに来るおすすめスポーツ漫画を競技別に紹介してみる10. 金田一少年の事件簿 / 天樹征丸、 金成陽三郎(完結 / 全48巻)
推理ブームに火をつけた名探偵マンガ
IQ180の天才であり名探偵・金田一耕助の孫・金田一一が数々の殺人事件に巻き込まれながらも持ち前の推理力で解決していく。
金田一がなかったらコナンは世に出ていなかったのではないでしょうか。今やコナンのヒット具合は目を見張るものがありますが金田一の連載当初の勢いはとんでもないものがありました。売り上げもマガジン作品の中で歴代1位の9000万部以上。「じっちゃんの名にかけて」「謎はすべて解けた」などの名言も懐かしい限り。
また、連載終了後に犯人の目線で金田一を描きなおす「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」というスピンオフをマガポケで連載されました。控え目にいって最高です。
人気漫画の歴代発行部数ランキングをまとめてみた11. ハリガネサービス / 荒達哉(完結 / シリーズ合計48巻)
意外と少ない?超人たちのバレーボール
何とも言えない雰囲気の絵が魅力でもあるハリガネサービス。テニス漫画でいうところの『テニスの王子様』、バスケ漫画でいうところの『黒子のバスケ』枠に該当する作品。テニヌ、バヌケに対抗してバヌー漫画というところでしょうか。
異常な確率でサービスエースを獲りまくる主人公や絶対にブロックされないアタッカーなどいい感じにぶっ飛んでいます。実はバレー漫画は現実路線の作品が多くこういう超人系の作品は珍しいんです(今回のラインナップでも唯一)。
とはいえスポーツ漫画としての熱さは十分ありますので要チェックです。
12. 修羅の門 / 川原正敏(完結 / 第1部:全31巻+第2部:全18巻)
千年無敗の伝説の武術「陸奥圓明流」が格闘技界に新風を巻き起こす
千年の不敗神話を誇る幻の武術“陸奥圓明流”が活躍する格闘漫画。その業を継ぐ者歴代の陸奥を描いた「修羅の刻」ともに大好き。無敗の一族なので基本的に 負けないのはわかってるんだけどそれでもまさかと思わせる展開はさすが。
個人的には第壱門で対戦したもう一つの圓明流(不破圓明流)の対北斗編とグランしエーロ柔術のレオ ン戦が最高にしびれました。
第弐門も面白かったけど対前田戦はもっとちゃんと書いて欲しかったなのと海堂戦ももっと盛り上げてほしかったという心残りがあります。第弐門で伏線の回収もほぼ終わっているのでこれで終わりでしょう。
外伝でもある修羅の刻でも伏線ほぼ拾いきっていますので…長く連載された作品ですので終わりだと思うと寂しいものです。
宮本武蔵、坂本龍馬など歴代の陸奥が戦う外伝・修羅の刻もおすすめですよ。
【超激アツ】おすすめ格闘技漫画!テンション上がる闘いが見れる名作を厳選13. BE BLUES!~青になれ~ / 田中モトユキ(完結 / 全49巻)
「決める時に決めるぜ」天才サッカー少年の栄光と挫折、そして挑戦の物語
サンデーイチオシのサッカー漫画がこの作品。主人公一条龍はフットボールの神様に愛されており、小学校の時点で誰もが未来を夢見るような存在の選手。
そんな伝説的な選手の栄光からの大きな挫折。そして、そこからの挑戦。この挫折の部分はほんと見ていて辛いんだけど、そこからひとつずつ乗り越えていく一条が本当にかっこいんです。
野球マンガでいうとMAJORのようにどんどん困難にぶつかる。けど乗り越えて強くなる。サッカー漫画としても専門的なことを丁寧に書いてくれてるし見どころめっちゃあります。おすすめだし泣けます。
ちなみにこの作者は「最強!都立あおい坂高校野球部」という野球漫画や「リベロ革命」というバレー漫画を書いてるんですけどほんとうに「青春」スポーツ漫画を書くのがうまい。バレー、野球、サッカーをこれだけ書ける人っていないんじゃないかなと思います。
おすすめサッカー漫画をジャンル別に紹介!高校サッカー、ユース、クラブチーム、代表、なでしこの熱い戦いが読める14. クレヨンしんちゃん / 臼井儀人(完結 / 全50巻)
日本一パワフルな5歳児!平静を代表する日常系ギャグ漫画はクレヨンしんちゃん
下品なアニメとして一時期はPTAからも嫌われていたクレヨンしんちゃん。今では国民的な作品として日本中から愛されていますよね。それだけに作者がお亡くなりになったときはショックでしたが…。
このクレヨンしんちゃん、アニメより原作は過激(特に前半と終盤)なので注意が必要。と言っても中盤は普通にアニメまんまだけど。我が家は漫画版のほうが好きで実家には全巻あります。(アニメは映画は好き)
100巻以内で完結したおすすめ漫画
51巻~100巻以内で完結するおすすめ漫画を紹介します。
1. エリアの騎士 / 伊賀大晃、月山可也(完結 / 全57巻)
兄の心臓を移植された少年が世界的なストライカーを目指す
交通事故で天才サッカー選手である兄の心臓を移植された駆が世界に通用するFWになるという話。兄は司令塔、駆はストライカー。にもかかわらずピンチになると兄が乗り移り苦境を打開するというなんかいろいろ言いたくなるけど50巻以上続いた人気サッカー漫画。幼馴染が女子サッカーの申し子でもある。
兄が乗り移って覚醒するシーンは鳥肌モノ。
2. FAIRY TAIL / 真島ヒロ(完結 / 全63巻)
細かい設定、ストーリーではなく雰囲気を楽しむバトルファンタジー漫画
探し物から魔物討伐まで、いろんな仕事を仲介してくれる「ギルド」。火を操る魔導士・ナツと魔導士を目指す少女・ルーシィはなんでもやりすぎることで有名な“妖精の尻尾(フェアリーテイル)”に入団する。
63巻という長い連載をつい先日終えた作品。いろいろ感想はありますが大団円…でいいでしょう。とにかくこの作品は世界観、キャラデザ、バトルを楽しむにはうってつけです。
ちょっと前のオンラインゲームのような世界観が楽しい。
3. シュート! / 大島司(完結 / シリーズ合計全66巻)
「トシ、サッカー好きか?」ミラクルチームの快進撃を描く青春サッカー漫画
マガジンサッカー漫画の代表格と言えばシュートです。シュートはこの後にも「蒼きめぐりあい」という本編のプロローグがあったり、続編である「熱き挑戦」、突然出てきた第2の主人公をえがく「新たなる伝説」があったりとシリーズ多いので注意。
超強力な左足を持ったトシ、テクニシャン平松、ファイトあふれるプレーが魅力のGK白石のトリオや天才プレーヤー久保、闘将・神谷などを擁するミラクルチーム掛川と全国の強豪との対決を楽しめます。
昔のサッカー小僧は久保さんに憧れて11人抜きを妄想したり、平松に憧れてヒールリフトを練習したり、実は自分は左利きなんじゃないかと勘違いしたりしたものです。個人的にはちゃんとワールドユースを書けと少し消化不良ですが。
4. NARUTO ーナルトー / 岸本斉史(完結 / 全72巻)
世界的に大ヒットした忍者バトル漫画
忍者の住む里の問題児・ナルト。将来は伝説の火影の名を継ぐことを目指しているが、実は自身にその火影を殺した九尾の妖狐が封印されていることを知り…
忍者という設定だけ残した超バトル漫画。世界中にファンがいる作品で実際におもしろいです。個人的には中忍試験、サスケ奪還編ぐらいまでの第1部が好きだが「暁」には燃えたし、なんやかんや最後まで見せ場のある作品。
最終決戦だけはもう少し盛り上げれたんじゃないかとも思う。
5. BLEACH ーブリーチー / 久保帯人(完結 / 全74巻)
ジャンプが誇るオサレ漫画!死神たちのバトルは厨ニ心をくすぐる…
霊が見える男・黒崎一護はある日悪霊に襲われる。死神を名乗る少女に命を救われた一護は、家族を守るために死神になり悪霊と戦うことを決意する…といありがちなスタートを切ったBLIEACH。
ソウルソサエティ編から一気に人気に火がつき、イケメンを大量に出しまくることで商業的に大きく成功した作品とも思っている。
キャラが多すぎて主人公があまり出番がないが、それぞれのキャラが非常に人気があり主人公不在を感じさせない。卍解などの必殺技は声に出して読みたくなるものである。
6. 銀魂 / 空知英秋(完結 / 全77巻)
サムライの世界観とSF要素を組み合わせたドタバタコメディ
異星人「天人」に支配された江戸。かつて天人との戦いで「白夜叉」として恐れられた坂田銀時は万事屋として江戸のトラブルを解決していくという話。
70巻以上の連載が続いた銀魂も間もなく完結。ギャグもありつつ、人情話も盛り込んで来る現代版シティハンターともいうべき作品。
時代や国、各種設定がごっちゃゴチャの世界観だけどキャラが立っているため違和感なく読めるのがすごい。基本笑いメインだけど時に少し泣けるし、ジャンプど真ん中のバトルもある名作。
【最終回も読める】漫画「銀魂」を全話無料で読むなら「銀魂公式アプリ」で読めばいいじゃない7. MAJOR / 満田拓也(完結 / 全78巻)
不屈の闘志をもった野球少年・吾郎の朝鮮の日々を描く
プロ野球選手の父親のようになりたい野球少年・吾郎。父親の死、数々の故障を乗り越えメジャーリーガーをめざす。
僕が知るかぎり最も怪我が多い主人公です。てか長い。78巻。5歳から34歳まで描いてるしね。半生ですよ。個人的には高校野球編から渡米ぐらいまでが好きですがこの78巻という長さをテンポよく読めるのはすげえなって思います。
また、何を血迷ったか続編(息子が主役)である「MAJOR 2nd」がはじまりシリーズ合計100巻ぐらい行くんじゃないかなとドキドキしております。
8. DEAR BOYS / 八神ひろき(全78巻)
スラムダンクと双璧をなすバスケットボール漫画
哀川和彦を主役としたシリーズは累計78巻。哀川和彦編で一度ちゃんと終わっているのでここで紹介。25年連載とバスケ漫画で最も長期間連載し4000万部以上売れた大ヒット作。主人公変更したACT 4を2024年現在連載中です。
バスクを始めたばかりのころに手に取り、当時は都合よく4人の高校にIH優勝校のキャプテン(しかもなぜか2年生なのにキャプテン)が転校してくるという本当に昔の漫画っぽい展開に違和感を全く覚えず「スラムダンクより面白いバスケ漫画を見つけた」とテンション上がったものでした。
DEAR BOYSの主人公哀川は175センチでダンクするという背の低い日本人にとって本当に夢のある主人公でした。前半は哀川の個人技+藤原とのコンビネーション主体のゲーム展開でした。
しかし、DEAR BOYSはACT2以降確変したと思います。技の派手さを見せることが多いバスケ漫画の中で唯一といってもいいほど戦術を深く掘り下げる作品になっていくんです。ディフェンスのシステム、ルール変更…などなど。かなり見ごたえのある作品になっていきます。ちなみに私が個人的に好きなのは三浦という第1部では女体として描かれるもACT2以降は凶悪な3Pシューターとして全国を震え上がらせるキャラです。
読み応えのあるバスケ漫画を探してるのなら『DEAR BOYS』で間違いない。
DEAR BOYSはシリーズが多いので注意。ACT3+OVER TIMEで一度完結しましたが、1学年下のライバル高校を主人公にしてACT4として連載を開始しました。
- DEAR BOYS(第1部):出会いから三年への進級まで
- DEAR BOYS THE EARLY DAYS:中学時代(いわば第0部)
- DEAR BOYS ACT II:インターハイ予選からインターハイ本戦
- DEAR BOYS ACT3:インターハイ準決勝、決勝
- DEAR BOYS OVER TIME:後日談、他校のエピソードなど
- DEAR BOYS ACT4:湘南台相模をメインに続編の連載開始
9. ダイヤのA / 寺嶋裕二(完結 / シリーズ合計81巻)
エリート校から甲子園を目指す正統派野球漫画
スポーツ漫画の王道って弱小高校が名門を倒すってのが多いんですけど本作は名門高校が舞台。野球漬けの生活で、主人公は熱血だけど豪速球ではなく独特のフォームが武器でエースは別にいるって感じの漫画です。
試合実況がないとか、チームに優秀な人材が多いとか主人公が3番手の投手とかリアルな描写が多くしらけさせることが無いです。ただ滅茶苦茶長い。
まとめ
これらの超長編の完結漫画。読むのにお金も時間もかかります。それでも、長く連載されただけあって当然面白いし、読み終わることには(あぁ…もう終わってしまうのか)と寂しささえ感じるものです。
次は100巻以上連載している作品をまとめようと思います。