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音楽を題材にしたアニメにハマっておりまして、いろいろな作品をむさぼるように見ております。
もうね、本当にいい。すごい青春でキラキラした作品が多くて、涙腺をガバガバにし、心を浄化する毎日でございます。日々の生活の疲れを音楽アニメでデトックスですぞ!
音楽アニメの魅力とは?
そもそも私は「音楽漫画」が大好きでして、めちゃくちゃ音楽漫画を読んでおります。

良い音楽漫画は演奏シーンが大迫力でまるで「音」が聞こえてくるというか、その作品の表現でいろいろと美しい想像をさせてくれるわけなんです。
「どんな声をしてるんだろう」
「この曲はどういう曲なんだろう」
「どういう演奏なんだろう」
音楽漫画を読んでいてこういう想像をしたのは私だけではないはずです。音楽アニメというのはそういう想像していたものに日本屈指のクリエイター達がその情熱を注いでひとつの答えを見せてくれるんですよね。
その時の感動と言ったら言葉ないならないレベルだったりします。そんな魅力にあふれた音楽アニメを紹介したいというわけなのです。
おすすめ音楽アニメ13選
見て、聞いて、感じてほしい音楽を紹介します。ぜひ、見てほしい!
1. BLUE GIANT

■ ジャンル…音楽、青春、泣ける、映画
■ 年代…2023年2月17日
■ 話数…劇場版
■ 原作…BLUE GIANT / 石塚真一、NUMBER 8
■ 制作 / 監督…NUT / 立川譲
■ 公式…映画『BLUE GIANT』公式サイト
世界一のサックス奏者を目指す宮本大と仲間たちの物語
映画『BLUE GIANT』は同名の原作漫画の4~10巻を題材にした作品。JAZZに魅せられ不断の努力で世界一のサックス奏者を目指す宮本大が上京してから海外へと羽ばたくまでの物語。
上京した大は異色のピアニスト・沢辺雪祈と同郷の友人・玉田俊二と10台のジャズバンド”JASS”を結成し、東京で一番のライブハウス「SO BLUE」の出演を目指す。
私はこの原作漫画大好きで全巻持っております。本先品は漫画6冊分を120分にまとめているということで細かなエピソードはカットされてるし、ラストは原作漫画から少し内容を変えているんだけども…それでも私はこのラストだけは原作漫画よりはるかに好きです。というか、脚本が原作者の一人なので原作側の願いというか想いみたいなものがこの映画に織り込まれているのかなとさえ思います。
そしてなにより演奏です。東京五輪でも演奏した上原ひろみなど錚々たる奏者による卓越したパフォーマンス。ライブ表現も美しく色鮮やかなで彼らの若くて蒼い演奏をぜひ聞いてほしい。ヘッドホン必須です。

2. この音とまれ!
![この音とまれ! Vol.1 [Blu-ray]](https://www.kokoro-fire.com/wp-content/uploads/2023/12/image-49.jpeg)
■ ジャンル…音楽(筝曲)、青春、泣ける
■ 年代…1期:2018年4月7日~6月30日、2期:2019年10月6日~12月29日
■ 話数…1期:13話、2期:13話
■ 原作…この音とまれ! / アミュー
■ 制作 / 監督…プラチナビジョン / 水野竜馬
■ 公式…TVアニメ『この音とまれ!』公式サイト
原作で爆泣きしたあの演奏シーンをアニメで完全再現!本物の楽曲と演奏を聞いてさらに爆泣き
先輩がいなくなりひとりで筝曲部を続ける部長の倉田武蔵。喧嘩に明け暮れた中学時代を救ってくれた箏職人の祖父を持つ元不良少年の久遠愛、箏の家元の一人娘で訳ありの天才少女鳳月さとわ。
廃部を免れるための条件は全校生徒が納得するような演奏をすること。いじめられっ子の部長、不良少年たち、天才少女が部を存続させるために箏の猛特訓をする…というのが物語の始まりです。
私はもともと原作漫画の大ファンです。今どきこんな完成度の高い青春漫画ってあるのかというぐらい毎巻泣ける青春漫画です。
しかし、この漫画の一番凄いのは青春漫画の域を超えて音楽作品として頭一つ抜けてるということです。そもそも作者が箏一家の末娘で母も姉も一流の奏者です。
その姉と母が楽曲を提供しており、その楽曲を裏側で一流の奏者たちがちゃんと演奏してるんですよね。そのアニメでの演奏シーンが本当にクオリティが高く泣けます。箏の音楽ってつまらないっていう先入観ぶっ飛ぶぐらいの名演ですので本当に見てほしいですね。
アニメ終盤の「天泣」の演奏シーンは1,000万再生を超え、海外の視聴者から多くのコメントが寄せられています。いい音楽は国境を超えるを体現した作品なんですよね。

3. 青のオーケストラ

■ ジャンル…音楽(クラシックオーケストラ)、青春
■ 年代…1期:2023年4月9日~2023年10月8日
■ 話数…1期:24話
■ 原作…青のオーケストラ / 阿久井真
■ 制作 / 監督…日本アニメーション / 岸誠二
■ 公式…アニメ『青のオーケストラ』公式
あの『青のオーケストラ』に音がついたらエグいことになった
『青のオーケストラ』は天才少年と呼ばれながらヴォイオリンを辞めた主人公・青野一がある理由で教室に行けなくなった少女・秋音律子と出会っい再び音楽を始めます。
この二人は受験をへて全国で何度もオーケストラ優勝している海幕高校に入学し、オーケストラ部で日々練習に励み、仲間たちと成長していく青春群像劇です。
『青のオーケストラ』はマンガワンというアプリで連載されており、もともと巧みな演奏描写から「音が聞こえる気がする…」と絶賛されていました。私自身原作の大ファンで大好きな作品だったのでアニメ化に対する一抹の不安を持っていたのも事実ですが、完全に杞憂でしたね。
アニメ版『青のオーケストラ』の凄いところは1曲だけ聞かせてくれる…のではなく、1期のラスト2話はまるまる全てオーケストラを聞くことができます。これが本当にすごい。さらに、練習の日々でも様々なパートや組み合わせでいろいろな曲を聴くことができる。何パターンの演奏シーンを撮ってるんだろうって感動しました。
とくに個人的に好きなのは23話で先輩たちの弦楽器選抜で演奏されるビバルディの『四季』。特に『夏』の演奏は圧巻です。ここをとにかく見てほしい。

4. ぼっち・ざ・ろっく!

■ ジャンル…日常、青春、音楽(ガールズロック)
■ 年代…1期:2022年10月9日~2022年12月25日、
■ 話数…1期:12話
■ 原作…ぼっち・ざ・ろっく! / はまじあき
■ 制作 / 監督…CloverWorks / 斎藤圭一郎
■ 公式…TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」公式サイト
これは令和の「けいおん!」もしくは「BECK」!?女子高生日常漫画×本格ロックのアニメが最高
放送が始まるや否やアニメクラスタを超え音楽クラスタの中でも話題沸騰したアニメが「ぼっち・ざ・ろっく!」です。「けいおん!」っぽいアニメかなと思ったら、より音楽に特化した日常アニメでした。
女子高生のかわいい姿だけでなく、バンドあるあるや下北の空気感、バンドマン特有の承認欲求の拗らせ具合などが見どころ。
原作は4コマなのですが、その空気感を残しつつ行間をアニメならではに魔改造し傑作アニメに仕上げております。主人公のぼっちのコミュ障具合も最高でした。
なにより演奏シーン。ガールズバンドなんですがちゃんとロックしています。主人公は青春コンプレックスをこじらせていますが、完全に素晴らしい青春をしています。
5. 響け! ユーフォニアム

■ ジャンル…音楽(吹奏楽)、青春
■ 年代…1期:2015年4月8日~2015年7月1日、2期:2016年10月6日~2016年12月29日、3期:2024年4月、劇場版(2016年4月、2017年9月、2018年4月、2019年4月、2023年8月)
■ 話数…1期:13話、2期:13話、3期:-話、劇場版:5作品
■ 原作…響け! ユーフォニアム / 武田綾乃
■ 制作 / 監督…京都アニメーション / 石原立也
■ 公式…TVアニメ『響け!ユーフォニアム』公式サイト
京アニの全力が見れる吹奏楽の演奏シーンに圧倒される傑作
『響け! ユーフォニアム』は吹奏楽を題材にした青春音楽アニメで、ユーフォニアムという提案パートの金管楽器を演奏する久美子が仲間とともに成長していく過程を描いています。
1年前に当時の3年生と1年生が衝突し部員の多くが去った北宇治高校吹奏楽部。新しい顧問である滝が現れ、全国を目指すことになった北宇治高校吹奏楽部は滝の厳しい指導と様々なトラブルを乗り越えどんどんうまくなっていきます。
とにかく、『響け!ユーフォニアム』では演奏シーンに注目してほしい。音楽アニメ数多く見てきましたが、演奏シーンの画力はこの作品が完全に頭一つ抜けています。京アニの変態的な作画にほれぼれすること間違いなしです。
音楽としても非常に魅力的で吹奏楽の合奏シーンはもちろん、トランペットやオーボエのソロ、そして提案楽器であるユーフォニアム単体での演奏シーンも本当に美しい。
見た目の印象で(緩い女子高生アニメかな)と思って視聴するといい意味で期待を裏切られます。これは、もはやスポ根です。
本シリーズはTVシリーズに加え劇場版が5本もあり初めてみる場合は視聴順番に悩むかもしれません。そこで私のおすすめの順番を紹介します。
- 響け!ユーフォニアム(第1期):久美子1年次の春~夏。
- 劇場版 響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜:TV1期のダイジェスト。新規シーンほぼなしなので見なくても大丈夫
- 響け!ユーフォニアム2(第2期):久美子1年次の秋~冬。
- 劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜:2期後半のダイジェスト。追加シーンも多いので視聴おすすめ。
- リズと青い鳥:久美子2年次の春~夏。スピンオフで主人公は1学年上の先輩。製作チームが異なるため、絵柄も異なる。
- 劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜:久美子2年次。
- 特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜:久美子新部長就任後。
- 響け!ユーフォニアム3(第3期):久美子3年次
6. ONE PIECE FILM RED

■ ジャンル…バトル、アドベンチャー、音楽(ミュージカル)
■ 年代…2022年8月6日
■ 話数…劇場版
■ 原作…ONE PIECE / 尾田栄一郎
■ 制作 / 監督…東映アニメーション / 谷口悟朗
■ 公式…『ONE PIECE FILM RED』公式サイト
国内興行収入約200億!ワンピース映画史上最高傑作が『ONE PIECE FILM RED』
漫画は世界的に超大ヒットしているにもかかわらず、アニメや映画は原作ほどヒットがなかった『ONE PIECE』に遂に特大のメガヒットが誕生しました。
本作のヒロインはシャンクスの義理の娘でありルフィの幼馴染でもある少女ウタ。驚異的な歌唱力とウタウタの実の力で世界中の人々をなんでも望みが叶うウタウタの世界に閉じ込めようとするウタはトットムジカという歌の魔王をよみがえらせてしまう…というお話。
伝説のジジイを描くのに飽きたという織田先生が世の中に放ったのがこの2トーンカラーの歌。Adoの歌唱力もあいまって最高のヒロインとして大人気になりました。劇場歌は本当に気合が入っていて圧巻です。
また、原作ファンとしてもいくつか原作の伏線になりそうなシーンやギア5の姿が先行的に登場してたりと見どころが多く、リピーターが多いのも超納得の出来です。

7. BECK

■ ジャンル…音楽(ロック)
■ 年代…1期:2004年10月6日~2005年3月30日
■ 話数…1期:26話
■ 原作…BECK / ハロルド作石
■ 制作 / 監督…マッドハウス / 小林治
■ 公式…-
漫画で見てたあの曲もあの曲もちゃんと演奏される嬉しさよ!
バンドを題材にした漫画は数多くあれど一番読まれてるのは間違いなく『BECK』でしょう。常に不満を持つ普通の中学生コユキが天才ギタリスト竜介に出会い音楽の世界に踏み込んでいくという作品で、原作の11巻ぐらいまでがアニメ化されています。
フジロックをモデルにしたグレイトフル・サウンドというフェス編までですね。
このアニメ『BECK』の素晴らしいところは、放送当時の日本ロックシーンを牽引している数々のバンドが楽曲を提供し、実際に演奏・歌唱しているという点です(サントラも素晴らしい出来でした)。
音楽の総監修はBEAT CRUSADERSのヒダカトオル。コユキのVoは元HUSKING BEEの平林一哉で、BECKの代表曲でもある『OUT OF THE HOLE』は10-FEETの『LITTELE MORE THAN BEFORE』のアレンジと当時のロックシーンを知るものからしたら泣けてくるラインナップです。
当時のバンドシーン全面協力のもと作成された音楽アニメ。ただ、少し古いので最近の作画でリメイクしてほしいというのは贅沢すぎるかな。
8. 四月は君の噓

■ ジャンル…音楽(ピアノ&バイオリン)、青春、恋愛
■ 年代…1期:2014年10月10日~2015年3月20日
■ 話数…1期:22話+OAD1話
■ 原作…四月は君の嘘 / 新川直司
■ 制作 / 監督…A-1 Pictures / イシグロキョウヘイ
■ 公式…TVアニメ「四月は君の嘘」オフィシャルサイト
あの泣ける漫画の金字塔『四月は君の嘘』はアニメ化でこんなにも”カラフル”に色づく
スパルタの母の死がきっかけでピアノの音が聞こえなくなった元天才ピアニストである有馬公生が友達のことを好きな天真爛漫なヴァイオリニスト・宮園かをりに出会う…というボーイ・ミーツ・ガール作品の金字塔。
我儘で強引だけど美しい少女・かをりと優しいけど心に傷を持つ少年・公生の瑞々しい恋とハーモニーは必見です。
もともと泣ける漫画としても有名な『四月は君の噓』。私は当然原作既読勢なのですが、アニメは10年近く見ていませんでした(そもそも10年前のアニメだと知って動揺)。素晴らしい作品なのは知ってるわけですが、どうしても悲しい話でもあるので腰が重く先日ようやく視聴しました。
そして驚きました。原作漫画もとても名作なのですが、アニメ化は本当に素晴らしい出来でした。とにかく色鮮やか。「カラフル」というのは作品のテーマのひとつだったりするのですがそれを体現するかの如く鮮やかです。
主役2人の演奏シーンは息をのむほど美しいのでまだ見てない人は是非。

9. けいおん!

■ ジャンル…青春、日常、音楽(ガールズロック)
■ 年代…2009年4月2日~2009年6月25日、2010年4月6日~2010年9月28日、劇場版
■ 話数…1期:14話、2期:27話、劇場版
■ 原作…けいおん! / かきふらい
■ 制作 / 監督…京都アニメーション / 山田尚子
■ 公式…TBSアニメーション・けいおん!公式ホームページ
第1話から最終話まで幸せな気持ちで見てられる稀有な作品
男キャラ皆無。恋愛要素皆無。かわいい子たちが毎日おしゃべりして、お菓子食べて、お茶飲んで、時々バンドする。それだけなのにこんなに尊い。
全体的にはほんわかな日常アニメという感じでもありますが、青春ものの要素もしっかりありました。よい青春アニメ・マンガ・小説というのは「いつかくる終わりをどう表現していくか」だと思っています。
けいおんはその「いつか終わってしまう感」文化祭のライブで超見事に表現していて「最終回かな?」と勘違いするほどでした。最高です。
10. ピアノの森

■ ジャンル…音楽(クラシック)
■ 年代…劇場版、1期:2018年4月9日~2018年7月2日、2期:2019年1月28日~2019年4月15日
■ 話数…劇場版、1期~2期:24話
■ 原作…ピアノの森 / 一色まこと
■ 制作 / 監督…マッドハウス(劇場版)、ガイナ(TVシリーズ) / 小島正幸、中谷学、山賀博之
■ 公式…【公式】TVアニメ「ピアノの森」
美しいピアノの演奏に惚れ惚れする伝説の音楽漫画『ピアノの森』のアニメ版は…賛否の出来
「森の端」と呼ばれる治安最悪の歓楽街に生まれた少年・海が、森に捨てられたピアノとともに成長しそのピアノの元持ち主の天才ピアニストに出会いピアノの世界に誘われていくというのが『ピアノの森』のストーリー。
アニメとしては海の少年時代が劇場版で、青年時代がTVシリーズとして放送されています。
この『ピアノの森』、原作は少し間延びする部分もあるものの素晴らしい作品で演奏シーンは圧巻。なので、アニメも超期待したのですが、はっきり言って賛否あります。
少年時代の劇場版は絵もきれいで演出もよいのですが、声優が酷い。声優というか俳優・女優・芸人が声を当ててるのですが、不通に声優を当ててほしかった。主人公の上戸彩はそこまで私は違和感ありませんでしたが、主人公のライバルの雨宮の声を当てている神木隆之介君が想像以上に棒。恩師もなぜか宮迫だし…。
TVシリーズは作画が今の日本のアニメからするとちょっと酷い部類に…。良い作品なのでちゃんと予算をかけて作り直してほしかったりします。
11. ましろのおと

■ ジャンル…音楽(三味線)
■ 年代…劇場版、1期:2021年4月3日~2021年6月19日
■ 話数…1期:12話
■ 原作…ましろのおと / 羅川真里茂
■ 制作 / 監督…シンエイ動画 / 赤城博昭
■ 公式…TVアニメ『ましろのおと』公式サイト
津軽三味線の迫力がなんとも惜しい良作アニメ
祖父の死をきっかけに自分の三味線の音を求めて上京した少年・澤村雪が様々な出会いを通じて三味線の奏者として成長していく物語。
原作の8巻ぐらい(津軽三味線甲子園)までがアニメ化されています。
私は原作勢でこのアニメ化をめちゃくちゃ楽しみにしてました。出来としては、、、まあまあです。作画の線が細すぎて、津軽三味線の骨太な響きを上手く落とし込めていなかったように思えます。そこだけは残念。それでも三味線の演奏シーンとかは見どころあります。
甲子園の後は地味な展開が続くので恐らく2期はないと思いますが、ここからの展開が日本の伝統的な邦楽の懐の広さを楽しめるのでやってほしいなあとコッソリ期待しています。
12. アイの歌声を聴かせて

■ ジャンル…青春、SF、ミュージカル、映画
■ 年代…2021年10月29日
■ 話数…劇場版
■ 原作…吉浦康裕
■ 制作 / 監督…J.C.STAFF / 吉浦康裕
■ 公式…映画『アイの歌声を聴かせて』公式サイト
観終わったときにきっと笑顔になるAI×青春のハートフルコメディ
AI技術が発達し始めた近未来の日本。著名なAI研究者を母に持つサトミの高校にある日美少女のシオンが転入してくる。シオンは最新のAIでバレずに生活を過ごせるかの実験に来たのだが…。
最新のAIとは思えないぐらいポンコツぶりを発揮するシオンだけど、クラスメイトの様々な悩みを結果的に解決し、悩み多いサトミ達はシオンとともにどんどん仲良くなっていく。
唐突に歌いだすシオン、無茶苦茶な行動に振り回されるサトミ達を見ていると序盤は中々共感性周知が凄くてつらかったのですが中盤から終盤にかけてどんどん引き込まれます。
なぜサトミが孤独なのか、シオンはなぜサトミを幸せにしたいのかが明かされる後半はお見事。原作無しのアニメ映画ですがクチコミでヒットしたのもうなづける作品です。

13. 【推しの子】

■ ジャンル…芸能、ミステリー
■ 年代…1期:2023年4月12日~6月28日、2期:2024年
■ 話数…1期:11話、2期:-話
■ 原作…推しの子 / 赤坂アカ、横槍メンゴ
■ 制作 / 監督…動画工房 / 平牧大輔
■ 公式…アニメ『【推しの子】』公式サイト
「推しの子」のWミーニングにやられる芸能ミステリー!
超田舎の産婦人科で働くドルオタのゴローの前に推しのアイドル・アイがお忍びで現れた。まさかの推しの妊娠に戸惑うゴローだったが無事出産できるように全力を尽くすも出産直前にアイのストーカーの手により殺害されていまう。
目が覚めるとそこにはアイの姿が…。ゴローはアイの子供、つまり「推しの子」に転生したのだ…というようなお話。そこから様々な芸能界の裏を覗く物語が展開されまくります。
2023年はアニメ豊作の年でしたが、1年を代表する作品としてもっとも大衆に支持されたのが【推しの子】でしょう。OP曲であるYOASOBIの「アイドル」は日本を超えて世界を股にかける楽曲になりました。
元々漫画がすごく面白くて人気でしたが、本作はめちゃくちゃいいアニメ化になりました。物語全編を通して原作準拠。しかし、歌唱シーンなどは盛り盛り。声と音と色で盛れるところを盛るという素晴らしいアニメ化です。
個人的には1話ごとのED曲の入り方がすごく好きで、ワクワクさせられる引きとED曲のSEが最高にマッチしてて早く次の話を視たいと思わせてくれます。
14. 涼宮ハルヒの憂鬱
![涼宮ハルヒの憂鬱 ブルーレイ コンプリート BOX (初回限定生産) [Blu-ray]](https://www.kokoro-fire.com/wp-content/uploads/2023/12/image-25.jpeg)
■ ジャンル…SF、ギャグ、学園
■ 年代…1期:2006年4月2日~2006年7月2日、2期:2009年4月2日~2009年10月8日
■ 話数…全28話、劇場版
■ 原作…涼宮ハルヒの憂鬱 「涼宮ハルヒ」シリーズ / 谷川流
■ 制作 / 監督…京都アニメーション / 石原立也
■ 公式…「涼宮ハルヒの憂鬱」京アニサイト
超常と日常。様々な実験を視聴者に強いた問題作であると同時にアニメの分岐点ともいえる作品。
知らず知らずのうちに自分の望んだように世界を変えてしまう特異点・涼宮ハルヒとそれを環視する未来人、超能力者、宇宙人と普通の人・キョン。日常と超常が錯綜するSF学園アニメはこの後の作品に大きな影響を与えた。
後半はいわゆるループ物であるが他のループ物との大きな違いは登場人物だけでなく視聴者にもそれを強いることである。こちらのうんざりをあざ笑うかのようにクリカエスエンドレスサマー。今やったら絶対怒られる。
深夜アニメのエポックメーキング敵な作品でもあり、00年代を代表する作品でもある『涼宮ハルヒの憂鬱』。私も何回か見返してますが、26話の「ライブアライブ」は学園×文化祭イベントの伝説みたいな回だし、TVシリーズ最終話の「サムデイ イン ザ レイン」の空気感もめちゃくちゃ余韻が合って最高です。
本作は厳密には音楽アニメではないんですが、文化祭ライブの演奏された「God knows…」はYoutubeで1.2億再生と全アニメの劇中歌でもトップクラスの再生数。これを音楽アニメとして紹介しないのは嘘だなと思い音楽アニメとしても紹介します。
まとめ:やっぱり音楽アニメは最高
個人的に音楽とアニメの相性はマジで抜群だと思います。音楽系のジャンルのアニメ増えてほしい…作画は超大変そうだけど。