世界観が美しいおすすめファンタジーアニメ2024!!剣や魔法、ダークファンタジーの世界を堪能しよう

美しい世界観に浸りないならおすすめのジャンルが「ファンタジー」です。老若男女問わず人気のジャンルで、アニメに限らず漫画・小説・映画などありとあらゆるエンタメでも超重要なジャンルです。

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ただ、ファンタジーとは「空想・幻想」を指す言葉なので、かなり大雑把なジャンル。むしろ、ファンタジー要素の入っていない作品が珍しいぐらい…。

ということで、この記事ではなるべくわかりやすいファンタジー世界を描いたものを中心に紹介します。ただし、異世界系ファンタジーは数が多いので別記事で紹介します。

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おすすめファンタジーアニメ2024

おすすめのファンタジーアニメを紹介。随時追加していきます。

1. 葬送のフリーレン

アフターエンディングストーリーの金字塔！長命のエルフが人を知る旅に出る

原作漫画『葬送のフリーレン』をはじめてみた時の衝撃をそのまま超高品質なアニメにしてくれたマッドハウスに全力で感謝を！2024年秋アニメは豊作と言われてますが、その中でも覇権アニメと言ったらフリーレンでしょう。

魔王を倒した勇者ヒンメル一行の魔法使いのエルフ・フリーレン。あまりに長命のフリーレンは魔王討伐後、50年たってヒンメルたちと再会。一緒に流星群を見に行くも、直後にヒンメルは死亡してしまう。もっとヒンメルたちのことを知りたかったと後悔したフリーレンは死者の魂と出会える伝説の街を目指して冒険に出る…といようなお話。

もともと序盤は静かな展開で心情を描く原作でしてたが、アニメでもその静かさと美しさが際立ってましたね。とくに風景はやばいです。

長命すぎるがゆえに人間のことを理解しきれていないフリーレンが新しい仲間とともに少しずつ成長していくこと、また時折見せる勇者パーティーの回想シーンが最高です。

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2. ダンジョン飯

待ちに待ったアニメ化！衝撃の『ダンジョン飯』のアニメ化は大満足のクオリティ！

ダンジョン冒険中の食事事情はどうするのか？フィクションの裏側になるリアリティを設定に盛り込むことで大ヒットした『ダンジョン飯』がついにアニメ化しました。

ダンジョンの深層でレッドドラゴンに捕食された妹を助けるために、現地で魔物を狩り、料理して食べながら深層を目指すという本作。原作読んだときその衝撃にぶっ飛びましたが、アニメ化もめちゃくちゃ良い出来です。

原作がもつ独特の空気感や間、空想の産物だった魔物飯の調理シーン、アニメーションはめちゃくちゃ力入ってるしギャグも完璧。もはや120点の出来でしょう。

原作も遂に完結したので、アニメも余計な引き延ばしなくテンポよく進んでおります。このクオリティで最後まで無事アニメ化することを超期待しております。

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3. ヴァイオレット・エヴァーガーデン

武器として育てられた少女が「愛してる」を知るために言葉を紡ぐドールとなる話

武器として育てられたため感情が乏しい少女・ヴァイオレット。

戦場で腕を失い鋼鉄の義手を手に付けた少女は、最後の戦場で恩人から聞いた「愛してる」の意味を知るため、手紙の代筆人である自動手記人形（通称：ドール）として働き始める。

感情に乏しいけれども、それゆに素直で嘘がつけないヴァイオレット。手紙の代筆という人の心の中から本当の気持ちを救い上げていく中で、少しずつ成長し、そんなヴァイオレットに影響され関わった人々も幸せになっていくその物語がとにかく美しいのです。

さらに作画は全アニメの中でトップといっても文句が出ないんじゃないかというぐらい美しい。ナニコレ映画？と思わんばかり。

TVシリーズ→外伝→劇場版とヴァイオレットの表情がどんどん豊かになり、人形のようだった彼女が普通の女の子のように感情にあふれていく様にきっと涙が止まらないはず。何回泣いたかわからないぐらい泣きました。素晴らしい傑作でございます。

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4. 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

真理を追い求める錬金術達の群像劇

亡くなった母を生き返らせるために禁忌とされる「人体錬成」を行い、代償として体の一部を失ったエドとアルの兄弟。失われた体を取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出た二人は、国家全土を巻き込む陰謀に巻き込まれていく…というのが大まかな話。

『鋼の錬金術師』は誰もが知る少年漫画を代表する作品で二度アニメ化されています。一度目は連載途中だったので途中からはオリジナルストーリーになり、2回目のアニメである『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』は原作を最後までアニメ化しています。1作目は1作目でおもしろかったですが、原作を忠実にアニメ化した本作は作中の伏線をちゃんと回収する完成品なのでやっぱり本作がおすすめ。

『鋼の錬金術師』は最初から最後までおもしろいんだけど、やっぱり後半の勢いが凄い。旅の道中で知り合った仲間たちが集結し、それぞれ役目を全うしながら国家の危機に立ち向かおうとする様は極上の群像劇。主人公が出ないほうが盛り上がるまである（マスタング大佐がかっこよすぎるんよ）。

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5. 蟲師

驚異の作画に圧倒される和風ファンタジー

蟲という命の原生体が引き起こす怪異を蟲師の視点で解き明かしていくファンタジー。もともと漫画も非常に評価の高い作品なんですけど、これはアニメが凄すぎる。

なんといっても作画がバケモノです。とてつもなくクオリティが高い。それがこの蟲という生命を際立たせています。

基本的に1話完結であり、その1話にも無理にエピソードを詰め込んでいるわけではないので丁寧に丁寧に話が進みます。

この世界をずっと浸っていたい、そんな作品です。

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6. もののけ姫

宮崎駿が描く「神殺し」！当時の日本興行収入歴代1位になった傑作

村を襲ったタタリ神と呼ばれる化け物を殺したことで右腕が呪われたアシタカ。自身の呪いを解くためにタタリ神が現れた西を目指すアシタカは巨大な山犬とともに行動する少女・サンと出会う。

スタジオジブリ最後のセル画による制作で凄まじい作画枚数で作られた『もののけ姫』。当時の歴代興行収入1位を塗り替え、海外でも高い評価を得ました。

宮崎駿作品の中でも戦闘描写が多く、アシタカの呪いの右腕による暴走は中二心をくすぐる者があります。人対森、神殺し、ハンセン病など重いテーマを宮崎駿が懸命に描いています。

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7. 千と千尋の神隠し

アカデミー長編アニメ映画賞を受賞した宮崎駿最大のヒット作

トンネルの向こうで不思議な街に迷い込んだ10歳の少女・千尋。人間が入ってはいけない八百万の神々が住む世界で、魔女の湯婆婆に名前を奪われた千尋はあらたに「千」という名前をもらう。

豚にされた両親を救い、元の世界に戻るため湯屋で働くことになった千は実直にはたらくことで少しずつ湯屋で一目置かれる存在になっていく。

興行収入316.8億円という化け物的なヒット作。当時の歴代興行収入をぶっちぎった傑作です。

個人的な友人である10歳の少女を喜ばせたい、10歳の少女向けの作品を作りたいとして生まれた本作。前作の『もののけ姫』ほど血生臭くなく、ファミリーで楽しめる作品に仕上がっています。

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8. 精霊の守り人

実写化もされた伝説的なファンタジー小説をNHKがアニメ化

綾瀬はるか主演で実写化もされた本作はNHKが少し前にアニメ化をしております。NHKのアニメは時々異常にクオリティが高いので驚きますよね。

アジア風ファンタジーな世界観で人物の心情の描写がすごく良いです。主人公の女用心棒バルサ、暗殺されそうになっている皇子チャグムとの絆やそのふたり見守るタンダの気持ちや関係性の変化が物凄く丁寧です。

作画、BGM、世界観、ストーリーすべてが美しい素晴らしい作品。

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9. HELLSING

誰もあきらめた原作通りの『HELLSING』のアニメ化！

『HELLSING』は一度TVアニメ化しているのですが、過激すぎる描写や敵がナチスの残党だったりと色々と放送コードに引っかかるようで改変に改変を重ねられ原作者のヒラコーにゴミとまで酷評される始末でした。

そんな『HELLSING』ですが、OVAという形で原作通りにアニメ化。原作の大ファンである私も納得の出来でしたし、余計なアニオリもなく本当に原作を忠実に再現してあり感動すらしました。

英国の特務機関HELLSINGは警察などでは解決できないいわゆるバケモノの討伐をする組織。HELLSINGに所属する無敵の吸血鬼であるアーカードが50年前に壊滅させたネオナチの残党ミレニアム機関が自身をバケモノに変えロンドンを襲撃するのをどう防ぐのか…というようなお話。

漫画で読んでいたヒラコー節全開の台詞回しを美麗な映像と圧巻の声優の演技で楽しめるだけでも見る価値アリアリでしょう。

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10. 魔法少女まどか☆マギカ

魔法少女のイメージを根底から覆した稀代の傑作

絵柄でなんとなく見ていない人も多いと思いますが作品を見るとこの絵でしかありえないなって思えるぐらいハマっている本作。

虚淵玄のストーリーに独特な絵柄と世界観が相まってとんでもない完成度になっています。

放送当時はちょうど東日本大震災の時期でもあり、その状況と作品の不気味さが相まって当時異様な迫力を醸し出していました。

NHKのニホンのアニメ100で男性1位だったのも納得の作品です。

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11. Fate/stay night

Fateシリーズ原点にして原典!!オタクなら履修したい作品

魔術師と使い魔（サーヴァント）の聖杯をめぐる戦いに巻き込まれた士郎は「セイバー」と名のる剣を操る女騎士と戦うことに。

士郎自身が10年前の聖杯戦争による孤児であり、戦いを通して自分の過去の因縁に近づいていく…というようなお話。

予備知識0で見始めたので最初は「すごい昔のエロアニメみたいな絵柄や動きだなあ」と思いながら見ていたら実際に元々エロゲ―が原作と知って腰抜けました。

この『Fate/Stay night』は1作目こそ原点にして原典と呼ばれておりますが、原作ゲーム同様にルート分岐しており「Fate」ルート・「Unlimited Blade Works」ルート・「Heaven’s Feel」ルートの順に映像化されてます。

シリーズが複雑に分岐しているのでまずはこの作品から見ることをお勧めしますが、「Unlimited Blade Works」以降制作会社がufotableになり見やすくなっています。私も正直1作目はなかなか苦労しましたが、その後のストーリーや人物背景が分かりやすくなったので履修必須だと思います。

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12. ふらいんぐうぃっち

方向音痴の新米魔女ののんびりスローライフに癒される

15歳になったら独り立ちして社会に出るという魔女のしきたりに倣い青森の親せきの家に居候することになった木幡真琴。のんびりとした青森で真琴と普通の友達、家族、そしてちょっと不思議な仲間達との生活が始まる…というお話。

主人公の魔女はホウキで空も飛ぶし、使い魔もいるし、妖精のような生き物もガッツリいるのにめちゃくちゃファンタジー感を感じさせない日常アニメが『ふらいんぐうぃっち』。

登場人物は優しいというよりおおらかでのんびりしてるのでなんのストレスもなくただただ癒されながら視聴できます。。

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13. かがみの孤城

2018年本屋大賞を受賞した傑作小説の劇場版

学校で居場所をなくなった7人の少年少女がある日自宅の鏡から謎の城に連れ込まれた。そこで出会った狼の仮面をかぶった少女に「どんな願いも叶う部屋への鍵を探してほしい。期限は3月31日まで」と頼まれる7人。

9時から17時の間だけはいつでも自由に行き来できる城の中に7人は鍵を探したり、自分の悩みを語ったりしながら少しずつ仲良くなり城を自分の居場所だと思うようになっていく。

2018年本屋大賞をぶっちぎりの評価で獲得したという本作。私もいつか読みたいと思っていた小説だったので、予備知識ほぼ無しで映画で視聴しましたが良かったですね。「いじめ」や「性犯罪」みたいな描写があるので、少し重いんですけど少年少女の成長するシーンやラストにジーンとします。

ミステリー要素に関しては比較的わかりやすいので中盤にある程度予測つく人は多いと思いますが、物語自体が非常に面白いので気になることもなく楽しめるはずです。全体的に派手さはないんですけど、間違いなくいい映画です。

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14. 魔法少女にあこがれて

2024年春アニメのダークホース的作品が『まほあこ』

魔法処女が実在する世界で魔法少女にあこがれ、愛しているオタク気味の少女・うてな。ある日、怪しげなマスコットに過激な衣装に身を包む悪の女幹部にされたうてな。

不本意ながらも魔法少女と戦うことになったうてなは自身の奥底に眠るサディスティックな欲望を魔法少女達にぶつけていくことになる。

毎話毎話「俺は今何を見せられているのか」の目が点になる本作。魔法少女ものは数多くあれど、悪の女幹部にさせられ、なおかつSMプレイを魔法少女に強要する一般アニメなんて過去あっただろうか？白い光が多すぎて草生えまくりました。

めちゃくちゃ笑えて面白いのですが、魔法少女をオムツにしておもらしさせたり、全裸で歌わせたりと色々性癖をこじらせてるので視聴はスマホでコッソリを推奨します。

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15. 空挺ドラゴンズ

空を駆るドラゴンと彼らをとらえる旅人「龍捕り」の壮大な物語

空の覇者であり、人々にとっては災害ともいうべき龍。しかし、龍は油、食用肉、薬にもなることから非常に高値で売買されている。

そんな、龍を取る捕龍船クィン・ザザ号の個性的なクルー達の龍をめぐる冒険が見れるのが『空挺ドラゴンズ』だ。

私は原作も全巻持っているのでめちゃくちゃ楽しみにしていたアニメ。物語はやっぱり面白いし、大小さまざまな龍とクルーとの命のやり取りは最高でした。

ただ、とてもよくできていたんだけどフルCGなのは少し残念。すぐに慣れたしCGの出来もよかったんだけど、『空挺ドラゴンズ』の魅力ってジブリっぽいというか絵本のようなファンタジー世界を体現している絵柄だと思っていて、CGだとどうしても少し無機質っぽくみえるんですよね。

もし、2期あるならCGじゃない形で見たいけど…。

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まとめ

しかし、アニメとファンタジーの相性は最高ですね。美しい世界観を鮮やかに彩るファンタジーアニメ。おそらくファンタジーといちばん相性の良いエンタメでしょう。

ということで、おすすめのファンタジーアニメでした。まだまだ全然見ていない作品があるのでおすすめがあればコメントで教えてください。

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