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アニメ初心者の人が「最近流行ってるしアニメ見てみたいなあ」と思って、配信サービスやレンタルビデオショップに行って尻込みしてしまうのが
「え、、、48話もあるの?1話30分として24時間かかるの?」
というボリュームですよね。私もアニメ見始めた時そう思いましたし、今でも時々思います。ただ、それでも面白いアニメだとたとえ48話でも「もっと見たいんですけど」となるものですが。
そんな人におすすめなのが1クールアニメです。
1クールアニメとは?
何気なく使っている1クールアニメについて解説します。
1クールとは
そもそも1クールとは英語ではありません。語源は異説ありますが、フランス語の「Cours」と言われており、意味は期間とか流れという意味です。
では、1クールとは何なのかというと放送業界の専門用語で3カ月(四半期)ということを指します。つまり、1クールは3か月ということですね。
また、1年間は4クールなので1月(冬)クール、4月(春)クール、7月(夏)クール、10月(秋)という風にも使われます。
1クールアニメは何話?
1クールは前述の通りなので3か月なので1クールアニメとは3か月間で終了するアニメのことですね。ということで、1週間に1話放送されるとして1クールアニメは11~13話前後の放送になります。
つまり、1クールアニメは11~13話程度で物語の最初から最後まで視聴できるアニメということになります。
おすすめ1クールアニメ11選
1クール放送されたアニメを紹介。まとまった時間とれない人は1クールアニメから視聴してはどうでしょうか?
1. 宇宙よりも遠い場所
■ ジャンル…青春、冒険
■ 年代…2018年1月2日~2018年3月27日
■ 話数…13話
■ 原作…-
■ 制作 / 監督…マッドハウス / いしづかあつこ
■ 公式…TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」公式サイト
13話すべて神回!傑作アニメを作って食べる飯はうまいか?
『宇宙よりも遠い場所(通称:よりもい)』は最近では珍しい漫画原作ではないオリジナルのアニメーションです。オリジナルであるが故に、誰も先を読めないしハラハラしながら視聴することができました。
この作品はシンプルに言うと女子高生が南極へ行くという話です。高校生になったら青春すると決めていたけど高2になっても何もしてないことに気づいた主人公・キマリが南極へ行くことを目指す少女・しらせと出会う。そんな二人に惹かれたフリーターの日向、芸能人で友達のいないユヅキを仲間に南極を目指すことに…というようなお話。v
とにかくこの『宇宙よりも遠い場所』めちゃくちゃおもしろかったです。シナリオが良い、キャラクターも最高、声優さんの演技は素晴らしいし、南極をはじめとした風景描写は圧巻で音楽も名曲ばかり。作品を通して泣けるのではなく、全話それぞれで笑って泣ける神回ばかり。
男の友情とはまた少し違う女子高生のかわいらしくも優しい友情の数々に汚れ切った心が癒されまくります。
【涙腺崩壊】大人も泣けるおすすめの感動アニメ2024!2. ピンポン
■ ジャンル…スポーツ、泣ける
■ 年代…2014年4月10日~2014年6月19日
■ 話数…全11話
■ 原作…ピンポン / 松本大洋
■ 制作 / 監督…タツノコプロ / 湯浅政明
■ 公式…TVアニメ『ピンポン』公式サイト
漫画、実写映画に続き大傑作になったアニメ版ピンポン
自信家で才能に胡坐をかいたペコ、コーチのおかげで才能が開花した笑わないスマイル、不器用で凡庸なアクマ、中国エリートから脱落したチャイナ、プレッシャーに苦しみながらも最強のドラゴン…この5人のそれぞれの葛藤や成長を描く青春スポ根アニメがピンポンです。
松本大洋の世界観を壊さずアニメでは少しアレンジしているのですがそれが絶妙でした。
原作ではやや報われなかったチャイナがアニメでは報われるし、原作でも最高の興奮を味わせてくれたペコの覚醒シーンは鳥肌モノ。
【イッキ視聴推奨】1クールで完結するおすすめアニメが超おもしろい3. 彼方のアストラ
■ ジャンル…SF、青春、ミステリー
■ 年代…2019年7月3日~9月18日
■ 話数…全12話
■ 原作…彼方のアストラ / 篠原健太
■ 制作 / 監督…Lerche / 安藤正臣
■ 公式…TVアニメ「彼方のアストラ」公式サイト
2019年に漫画大賞を受賞した傑作を超クオリティでアニメ化
宇宙の惑星への旅行が当たり前になった未来。子供たちだけで自然の中で5日間過ごすという惑星キャンプを実施するため惑星マクパに訪れたケアーズ高校の生徒たち。
突如現れた謎の球体に吸い込まれた彼らは5000光年離れた宇宙空間に放り出された。偶然見つけた宇宙船に乗り込んだ子供たちは帰還するため様々な惑星を経由する冒険に挑む。
『映画ドラえもん』のようなワクワクする冒険であり、少年少女の成長していく過程を描いた成長譚であり、世界の謎に迫るミステリーでもある本作。原作漫画も全5巻とかなりまとまった作品のため、アニメも過不足なく描かれておりめちゃくちゃ面白いです。
とくに物語を通して発覚していく世界の謎に迫るシーンは極上の叙述トリックでゾクっとする凄さがあります。もし、原作漫画を読んでいなければ予備知識はなるべく入れずにアニメを見てほしい。
【2024年版】絶対におもしろいおすすめSFアニメの名作を厳選!4. 舟を編む
■ ジャンル…お仕事、大人の青春、辞書
■ 年代…2016年10月14日~12月23日
■ 話数…全11話
■ 原作…舟を編む / 三浦しをん
■ 制作 / 監督…ZEXCS / 黒柳トシマサ
■ 公式…TVアニメ「舟を編む」 | 公式サイト
辞書作りという言葉の海に挑む真面目な編集者たちの物語
三浦しをん先生の代表作のひとつである『舟を編む』のアニメ化。映画にもなっている本作は、辞書作りという途方もない仕事に取り組む編集者たちの物語です。
あらたな中型の国語辞典『大渡海』を刊行を目指す定年間近の編集者・荒木が営業部では全く戦力になっていないが言葉に想いを馳せる少し変な馬締をスカウトし自身の後継とするというのがあらすじです。
私は原作小説を読んでいたので面白いことはわかっていたのですが、あらためて「辞書作り」という一見すると地味な領域をここまで掘り下げてエンタメとして成立させていることに感心しましたね。
そして、原作小説でもそうだったんですが私が本作で一番好きなのは主人公ではなくチャラチャラした先輩の西岡です。西岡がいいんですよ、ほんとに。口下手だけど言葉に対する執着心が人一倍強い馬締に少し嫉妬するも、認めて、支えていくその姿がとてもよいのです。
おすすめ青春アニメ2024!最高の青春で心を浄化しよう5. BACCANO! -バッカーノ-
■ ジャンル…アクション、大人向け
■ 年代…2007年7月26日~2007年11月1日
■ 話数…全13話
■ 原作…バッカーノ!The Rolling Bootlegs / 成田良悟
■ 制作 / 監督…ブレインズ・ベース / 大森貴弘
■ 公式…BACCANO! -バッカーノ-
物語に始まりもなければ終わりもない。なぜならそのほうが楽しいからだ
この作品はいわゆる群像劇で主人公も10人ぐらいいますし、時間軸も場面転換もかなり頻繁に起こるので最初は戸惑うかもしれません。
キャラクターの数だけストーリーもあるわけで複数の物語が同時進行、しかもまとまるようでなかなかまとまらない。まさに馬鹿騒ぎ。
カウボーイビバップのOPみたときにも思いましたがバッカーノもOP見た瞬間に「あ、この作品はあたりだな」と確信。本当によいOPで実際の本編も期待を裏切りません。
全13話と比較的短いながらも濃密な作品。
6. あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
■ ジャンル…青春、恋愛、ファンタジー
■ 年代…TV:2011年4月~2011年6月、劇場版:2013年8月31日
■ 話数…TV:11話、劇場版
■ 原作…超平和バスターズ
■ 制作 / 監督…A-1 Pictures / 長井龍雪
■ 公式…あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。| アニメ公式サイト
泣けるアニメの代表格と言えば「あの花」
『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない(通称:あの花)』は、泣けるアニメのはしりともいうべき作品で、TVシリーズが話題になり劇場版も当時では異例といえるヒット作になりました。
仲良しだった長馴染みたちが一人の少女の死が原因で疎遠になり、それぞれが心に大きな傷を負っていた。数年後、引きこもりになった主人公じんたんの前に死んでしまった少女・めんまが現れ「お願いを叶えてほしい」と頼まれ…という話。
正直言うと最初の数話は(いい話だけどイマイチ…)と思っていましたが、少しずつのめり込むように見てしまい最後のほうはまんまと泣かされてしまいました。
主人公たちの痛い部分には恥ずかしさを覚えつつも、それぞれの傷から再生していく様子や友情が徐々に復活していく様子には来るものがありましたね。そして、ED曲「secret base ~君がくれたもの~」は完全に反則です。
7. ACCA13区監察課
■ ジャンル…大人向け、お仕事、群像劇
■ 年代…2017年1月10日~3月28日
■ 話数…全12話+OVA
■ 原作…ACCA13区監察課 / オノ・ナツメ
■ 制作 / 監督…マッドハウス / ACCA13区監察課
■ 公式…TVアニメ『ACCA13区監察課』公式サイト
巨大組織に生きる曲者揃いの群像劇
13の自治区をもつ王国において政治と離れ国民の生活を守る巨大組織「ACCA」。13の自治区の不正を監視する監察課の副課長ジーンはタバコと食パンを愛するつかみどころのない青年。通称・もらいたばこのジーン。
ジーンは自治区の視察を行う中、次第に王家を転覆させるクーデターに巻き込まれていく。
オノ・ナツメの同名漫画をアニメ化した本作。オノ・ナツメ作品はいい意味で日本離れし絵柄でモノクロな色使いが目を引き、行間を読ませる作品なのですがこんなにもカラフルなアニメーションになるとは。
独特の空気感で描かれ、ジーンの性格の様に煙に巻かれるように物語がクライマックスまで進んでいきます。事前情報はなるべく入れずに物語が醸し出す空気感を堪能してほしい。
8. 刻刻
■ ジャンル…SF、サスペンス、大人向け
■ 年代…2018年1月8日~3月26日
■ 話数…全12話
■ 原作…刻刻 / 佑河家
■ 制作 / 監督…ツインエンジン / 大橋誉志光
■ 公式…TVアニメ「刻刻」公式サイト
永遠の6時59分の中で繰り広げられるタイムストップサスペンス
ある日、突然ニートの兄と甥っ子が誘拐された佑河家。身代金500万を要求されパニックになる主人公・樹里と父に対し祖父が謎の石を使い佑河家に代々伝わる「止界術」を発動させる。
止界の中ではすべての時間が止まっており、止まった世界の中で家族の救出に向かう佑河家。しかし、佑河家はいるはずのない動く人間たちに襲われる。
謎の宗教団体、宗教団体に雇われた半グレ、そして止まった世界の人間を守る異形の管理人…。毎回息をつかせぬ展開で続きが気になってしょうがないタイムストップクライムサスペンスといった内容の本作。
全12話と1クールで完結する短めの作品ですが伏線も多く物語もまとまっていて非常に良い作品です。何の力もなく無力に見える佑河家が反撃にでるようになっても二転三転する戦況にハラハラが止まらないです。特に、父親のクズっぷりが悪い方向にも良い方向にも転がりまくってムカつくけど憎めない不思議な感覚に陥るはず…。
9. 四畳半神話大系
■ ジャンル…ループ、ギャグ、青春
■ 年代…2010年4月22日~2010年7月1日
■ 話数…全11話
■ 原作…四畳半神話大系 / 森見登美彦
■ 制作 / 監督…マッドハウス / 湯浅政明
■ 公式…四畳半神話大系
不毛なループの果てにあるのは「愛」
どうしようもない大学生が色んなパターンの青春を過ごすも悪友・小津と必ず出会い不毛な4年間を過ごして過ごして過ごしまくるループもの。
原作小説の持つ雰囲気を、森見登美彦独特の文体を見事にアニメ化しています。
小説では4つの短編を連ねるんですけどアニメは11話。当然ですがちょっとくどいです。こういうループものは最後をどう〆るかで作品の評価が分かれると思うんですが、うんざりするぐらいループを重ねた後のラストはカタルシスがすごい。
そのラストを見るためだけの全11話と言っても過言ではないでしょう。
森見登美彦小説の魅力とおすすめ作品の感想10. 甲鉄城のカバネリ
■ ジャンル…アクション、大人向け、パニックホラー
■ 年代…2016年4月7日~2016年6月30日
■ 話数…全12話
■ 原作…甲鉄城のカバネリ / 吉田史朗
■ 制作 / 監督…WIT STUDIO / 荒木哲郎
■ 公式…「甲鉄城のカバネリ」公式サイト
和風×ファンタジー×ゾンビ×スチームパンク
江戸時代のような和風のファンタジー世界にあらわれたカバネというゾンビ、カバネと人間の中間の存在になってしまった主人公とヒロイン、世界をむちゃくちゃにしようとする悪役など非常にわかりやすい作品です。
とにかく作画がぶっ飛んでいてアクションシーンだけでも見る価値あり。主人公がカバネと人の間である「カバネリ」になりながらも戦い続ける姿にグッとくるし、ヒロインのアクションシーンがほんとに美しい。
熱くて燃えるおすすめバトル・アクションアニメ202411. ふらいんぐうぃっち
■ ジャンル…日常、ファンタジー
■ 年代…2016年4月10日~6月26日
■ 話数…全12話
■ 原作…ふらいんぐうぃっち / 石塚千尋
■ 制作 / 監督…J.C.STAFF / 桜美かつし
■ 公式…TVアニメ「ふらいんぐうぃっち」公式サイト
方向音痴の新米魔女ののんびりスローライフに癒される
15歳になったら独り立ちして社会に出るという魔女のしきたりに倣い青森の親せきの家に居候することになった木幡真琴。のんびりとした青森で真琴と普通の友達、家族、そしてちょっと不思議な仲間達との生活が始まる…というお話。
主人公の魔女はホウキで空も飛ぶし、使い魔もいるし、妖精のような生き物もガッツリいるのにめちゃくちゃファンタジー感を感じさせない日常アニメが『ふらいんぐうぃっち』。
登場人物は優しいというよりおおらかでのんびりしてるのでなんのストレスもなくただただ癒されながら視聴できます。。
12. であいもん
■ ジャンル…人情、料理、日常
■ 年代…2022年4月6日~6月22日
■ 話数…全12話
■ 原作…であいもん / 浅野りん
■ 制作 / 監督…エンカレッジフィルムズ / 追崎史敏
■ 公式…TVアニメ「であいもん」公式サイト
和菓子でつながる心温まる物語
バンドを解散し実家の和菓子屋に出戻った和(なごむ)だったが、実家では知らない少女が看板娘として働いていた。一生懸命に働く居候の一果(いつか)は、いい加減な和に反発するも、能天気だけど人一倍優しい和に少しずつ心を許すようになる。
季節を彩る美しい和菓子と心温まるエピソードに癒される物語がこの『であいもん』です。
『であいもん』を視聴してすぐに思ったのは「和菓子がめちゃくちゃ美しくて美味しそう」と「水彩画みたいな絵柄で書かれる京都の街並みが魅力的すぎる」でした。背景と和菓子の美術はかなりこだわってると思います。
。和菓子と絡めた物語も優しくて癒されます。一方で、ヒロインである一果が意地っ張りだけど本当にかわいくて、彼女を手放した親に軽い殺意が沸きます…。
まとめ:1クールアニメはちょうどいい
1クールアニメはやっぱり視聴時間としてちょうどいいですね。長編のアニメ見た後とか私は1クールアニメを視たくなります。