この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品の購入やアプリをダウンロードすることで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
<芸能>とは映画・演劇・歌謡・舞踊・落語など、大衆的娯楽の総称をさす。演芸ともいう。
テレビを日々騒がせる芸能の世界。そんな華やかであり、一般人からするとよくわからない世界を題材にした漫画を紹介します。
キラキラしてるだけでなく、そこに渦巻く人間模様や伝統芸能に人生をかける人々の物語を漫画を通して垣間見るのもよいのではないでしょうか。
漫画を無料で読むにはマンガアプリがおすすめです。以下記事でおすすめマンガアプリを紹介しているのでチェックしてみてください。
おすすめ芸能漫画7選
芸能を題材にした漫画を紹介していきます。
1. あかね噺 / 末永裕樹、馬上鷹将(連載中)
落語界の真打を目指す女子高生「朱音」。様々な試練を乗り越え一流の落語家になれるのか…
ある事件で落語界を破門された父。そんな父の落語に魅せられていた朱音は真打になることを目指し、父の師匠の下に弟子入りをする。朱音は様々な試練を乗り越え、落語家として技量を高めていく。
久しぶりにジャンプっぽくない、だけどおもしろい作品が来ましたね。馴染みのない人からすると退屈なようにも見える落語の世界を魅力的におもしろく楽しませてくれます。
落語についても学べるし、朱音たちの渾身の落語シーンはなかなかの鳥肌ものです。この作品は最後まで丁寧に描いてほしい(無理矢理恋愛とかに絡めないで、落語の世界中心ですすめてほしいなぁ…と期待を込めて…)。
2. 推しの子 / 赤坂アカ、横槍メンゴ(完結 / 全16巻)
「芸能界」の嘘と闇を暴く?日本を超えて世界で話題を席巻中の芸能漫画爆誕!!
トップアイドルの道を歩む星野アイの極秘妊娠。産婦人科医のゴローはもともと推しだったアイドルの担当医として秘密を守っていたが、謎の人物に襲われる…気が付いたらゴローはアイの子ども、つまり「推しの子」に転生していた…ここまで1話という驚異の展開。
とにかく第1話目から衝撃の展開。そして、推しの子に転生したゴローが双子の妹ともに芸能界に巻き込まれていく…というお話。
サスペンス要素、青春要素、ドキュメンタリー要素あり。リアリティーショーやメディアの各種炎上事件などを題材に物語が進んでいく。
また、アニメ化も大成功。主題歌とともに世界で話題になっている2023年最大のヒット作です。
3. 昭和元禄落語心中 / 雲田はるこ(完結 / 全10巻)
落語を巡る愛憎劇と高座の巧みな描写にひきこまれる
昭和から平成へと変遷する時代の中で落語を中心に語られる人間ドラマ。落語、人間ドラマが主体なので作品は地味かもしれない。
物語の核となるのは八雲と助六、二人の噺家。この二人を巡る愛憎劇を繊細で緻密に人間の情念と愛の一大絵巻として描き切っています。賛否両論あるラストの”種明かし”を自分の目で確かめてみてください。
4. ブタイゼミ / みかわ絵子(完結 / 全2巻)
感情を殺し続けてきた「僕」と天才女優が出会ったとき奇跡がおきる
何でもできるけど「何かしなくてはいけない」と焦っている主人公・千石今日太。そんな彼を演劇の世界に引き込んだ天才女優・如月今日子。
なぜ如月今日子は天才女優になったのか?なぜ如月今日子は千石今日太を選んだのか?すべての伏線を回収する迫真の舞台が開幕する…
全2巻。圧倒的熱量で描かれる青春演劇マンガ。短いながらもメイン二人を中心に人物の心情が丁寧に描かれており満足感がすごいです。ふたりが熱演する舞台描写は驚異の熱量。作者も全力が伝わってくる傑作です。
5. シテの花ー能楽師・葉賀琥太朗の咲き方ー / (連載中)
日本の伝統芸能である「能」を題材にしたありそうでなかった漫画
ダンスが得意でアイドルだったコタが舞台上の事故で顔にやけどを負い芸能界を引退。そんなコタは亡くなった祖母が好きだった「能」の舞台を見に行き能楽師を目指すことに。
なんとなく地味で退屈そうな芸能のイメージがある「能」。そんな「能」を少年誌で分かりやすく描いているのが『シテの花』です。題材が題材だけに大きくヒットはしないかもしれませんが、この世界で生きる「能楽師」の生き様はかなり楽しみ。
知識が無くても楽しめるし、教養にもなるし、なによりも普通に面白いので長く愛されてほしい作品。
6. 国宝 / 吉田修一、三国史明(連載中)
大ヒット映画『国宝』のコミカライズ版もちゃんと面白い
極道の息子である喜久雄は組員の裏切りにより父を亡くした後、その才能から歌舞伎の道へ進むことに。引き取ってくれた歌舞伎役者には喜久雄と同世代の跡取り息子がいて…。
「才能」か「血」か…。血筋第一の歌舞伎の世界で生きることになった喜久雄が目の当たりにする現実。血筋がなく才能はある主人公、血筋もあり才能もあるが喜久雄には及ばない跡取り。順風満帆に行くわけもなく。
映画が大ヒットしたことも納得する圧巻の人間ドラマはコミカライズ版でも顕在。
7. ひらばのひと / 久世番子(連載中)
絶滅危惧職とも言われる「講談師」の世界を描いた注目作
落語と比べてかなりマイナーな講談師。そんな世界で生きる二つ目の女流講談師と弟弟子を中心に様々な講談師の人間模様を描く群像劇。
本作『ひらばのひと』をある意味で有名にしたのは、2025年の参議院選挙の後に国民民主党の榛葉幹事長が自民党の麻生太郎に借りに言った漫画がこの『ひらばのひと』だった…というエピソードかもしれない。
恥ずかしながら私も講談師について詳しくなかったのですが、この漫画を読んで男性より女性が多いとか、1回の講座で話しきるわけではないとか知らなかった世界を垣間見ることができました。
女性主流の伝統芸能の世界で生きる姉弟子と弟弟子。そして描かれる講談師の世界、人間ドラマとしてもとても面白いです。
まとめ
最近だと『推しの子』が空前ヒットを飛ばし、『あかね噺』は2026年にアニメ化。『国宝』の実写版は邦画史上No.1ヒットと実は<芸能>を題材にした作品が来てるんですよね。
漫画のジャンルとしては主流ではないですが、今後注目のジャンルだと思います。









