20代後半ぐらいから涙腺がどんどんゆるくなり映画を見ると全米よりも泣いてしまうと定評のある僕です。今日はそんな涙腺ガバガバの僕が泣き殺されるかと思った作品を洋画、邦画、アニメ、ジャンル絞らずに紹介します。
ではどうぞ。
1. ギルバート・グレイプ(1993)
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のL・ハルストレム監督による青春映画。アイオワ州エンドーラ。生まれてから24年、この退屈な町を出たことがない青年ギルバートは、知的障害を持つ弟アーニー、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、あ る日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキーが現れる。ベッキーの出現によりギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく……。
友人にオススメされて見た作品。めちゃくちゃに重たい家庭環境の中で苦悩するギルバートを淡々と演技するジョニーデップ、障害を持つアーニーを演じきったディカプリオ。
若き日の苦悩や葛藤だけでない美しさや家族愛を感じられる最高のヒューマンドラマ。
「いい人間になりたい」というギルバートのセリフに涙腺が爆発した。
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2. バタフライ・エフェクト(2004)
過去に戻って現在、未来の出来事を変えることができる青年を描いたSFスリラー。幼い頃、ケイリーのもとを去るとき、エヴァンは、「君を迎えに来る」と約束した。だが時は流れ、ケイリーとエヴァンは全く別の道を歩んでいた。
この物語は主人公が好きな女の子を守るために何度も過去に戻って未来を修正しようとするも結末は悲惨なものばかり。その中でどういう選択をするのかが見所です。
ラストの主人公の選択とオアシスの「Stop Crying Your Heart Out」とが重なって号泣。なお2以降は駄作の模様。
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3. マイ・フレンド・フォーエバー(1995)
ある日、エリックの家の隣に新しい住人が引っ越してきた。その家の子供デクスターはHIV感染者だという。始めは戸惑い、敬遠していたエリックだったが、 やがてデクスターと心が通い合い、友情が芽生えてきた。そしてエリックは“彼の治療法を見つける”とデクスターを連れてあてどのない旅に出掛けるが……。 HIVに感染した少年と、その友人エリックとの友情を描いた感動作。デクスターの母親役、アナベラ・シオラの演技が秀逸。
これはね……いかんですよ。凄いおぼえてるのは学校の授業で見たんですよ。普段強がってるような奴らもほとんど目を真っ赤にしてましたね。
ストーリーからもハッピーエンドじゃないことはわかっているんだけど、エリックとデクスターの友情が美しいし、そしてデクスターのお母さんがエリックに対してもそごく愛のある存在で
エリックを叱るエリックの母親に対してデクスターのお母さんが激怒するシーンとか今思い出すだけで泣きそう。これ今見たら暫く立ち直れないぐらい泣きそう。
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4. いま、会いにゆきます(2004)
死んだはずの妻と再会し、奇妙な共同生活を送るという同名小説の映画化。梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧の前に、病気で死んだ妻・澪が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。
邦画から「いま、会いにゆきます」を。中村獅童演じる巧がね、いいやつなんだけど情けないやつなんですよね。だけど、愛する妻にむかって一生懸命走るシーンがあってこれが胸にくる。こういうだめな男子が頑張るのってどうしても泣いてしまうんですよね。
また、作品全体を通して美しいまでの家族愛で心が洗われるようです。ラストまで見るとタイトルの「いま、会いにゆきます」がこれしかないなって思わせるぐらい説得力を見せてくれます。
また、主題歌もオレンジレンジが一番旬な時期の曲「花」。これもすごく作品にあっていて良いです。
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5. トイ・ストーリー3(2010)
カウボーイ人形のウッディたちが織り成す、おもちゃの世界を描いて世界中で大ヒットした『トイ・ストーリー』シリーズの第3弾作品。アンディがおもちゃで遊んでいたのも今は昔。アンディは大学に入学する年齢になり、カウボーイ人形のウッディたちおもちゃは託児施設に寄付されることに なった。しかし、そこに待っていたのは乱暴な子どもたち。ウッディは脱出に成功するものの、アンディの元へ行くか、仲間たちを助けに戻るかの究極の選択を 迫られる。
ごめんなさい、舐めてました。3Dアニメそんなに好きじゃなかったので食わず嫌いしていたのですが金曜ロードショーでやっているのを見ていて目が離せなくなり、最後はボロボロ泣いていました
途中もドタバタ冒険物としてワクワクするし、ラストはもうジーンってなります。
こどもって大人になるんだなっていう当たり前のことを思い出しました。俺が子供の頃遊んでいたおもちゃってどこいったんだろう。
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6. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001)
ある日、春日部で突然「20世紀博」というテーマパークが開催された。昔のテレビ番組や映画、暮らしなどを再現し、懐かしい世界にひたれる遊園地に大人たちは大喜び。毎日のように夢中になって遊びに行く大人たち…。そのうちにひろしは会社に行かなくなり、みさえは家事をやめ、しんのすけがひまわりの面倒をみる始末。
やがて大人たちは、「20世紀博」に行ったきり、帰ってこなくなってしまう。このままでは未来がなくなってしまう!そこで、しんのすけら“かすかべ防衛隊” のメンバーはオトナたちを取り戻すために、「20世紀博」へ乗り込んでいくことにする。しんのすけはオトナたちを今の世界に取り戻し、未来を守ることができるのか!?
子供に見せたくない番組の筆頭だったクレヨンしんちゃんですがこの『オトナ帝国の逆襲』は大人も一緒に見てほしい作品です。というか大人にこそ見て欲しい。
ヒロシの回想シーンの素晴らしさで普段クレヨンしんちゃんを見ない層にも評判になった作品ですけど本当に涙が止まらなくなりました。
クレヨンしんちゃんということで偏見を持って見ていない人にこそ見て欲しい日本アニメ映画の傑作です。
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7. アルマゲドン(1998)
地球への衝突コースを取る小惑星が発見された。もしも、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れない。これを回避 する方法はただひとつ、小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するしかない。そしてその任務に選ばれたのは石油採掘のスペシャリストたちだった。刻々 と迫る滅亡へのカウントダウンの中、人類の運命を委ねられた14人の男たちは小惑星へと飛び立った!
当時はアルマゲドンの主題歌を聞くだけで泣きそうになるぐらい引きずりました。アメリカ万歳的な英雄ものといえばそうなんですけど、こういうベタなものに弱いんですよ私は。
中坊のときに男5人で見に行って全員ボロ泣きしたという黒歴史もセットで泣けます。
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8. ニュー・シネマ・パラダイス(1988)
イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレによる、映画史に残る至高の名作。イタリアのシチリアを舞台に、少年と映写技師が映画を通して心を通わせていく様を、感動的な音楽と繊細な人物描写で描き出す。
シチリア島の小さな村にある映画館・パラダイス座。親の目を盗んではここに通いつめる少年トトは、大の映画好き。やがて映写技師の老人アルフレードと心を 通わせるようになり、ますます映画に魅せられていくトト。初恋、兵役を経て成長し、映画監督として活躍するようになった彼のもとにアルフレードの訃報が。 映画に夢中だった少年時代を懐古しつつ、30年ぶりにトトはシチリアに帰ってきた・・・。
あちこちでオススメされるのが納得の作品でした。主人公とトトの友情、初恋の切なさもすごく丁寧に描かれています。ちょっと話ずれるけど、昔の映画のもつ娯楽感ってなんとも言えない羨ましさがあります。
今や見放題になっている映画……便利だけど少し寂しい。話を戻します。もうね、丁寧に丁寧に描かれた後のラストシーンですよ。ツーって涙が流れます。そのシーンのYoutubeを貼りたいけどやめとく。2時間たっぷり楽しんで欲しい。愛なんだよね、愛。
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9. ショーシャンクの空に(1944)
スティーブン・キング原作、名匠フランク・ダラボンの劇場監督デビュー作にして、多くの人々の「マイ・ベスト・ムービー」のひとつに加えられた新世代の傑作!とある刑務所の受刑者が勝ち取り、分け与えた解放と救い―。誰の心にも静かに、爽やかな感動が訪れる…。
ショー シャンク刑務所に、若き銀行の副頭取だったアンディ・デュフレーンが、妻と間男を殺害した罪で入所してきた。最初は刑務所の「しきた り」にも逆らい孤立していたアンディだったが、刑務所内の古株で“調達係 ”のレッドは彼に他の受刑者達とは違う何かを感じていた。そんなアンディが入所した2年後のある時、アンディは監視役のハドレー 刑務主任が抱えていた遺産相続問題を解決する事の報酬として、受刑者仲間たちへのビールを獲得する。この一件を機に、アンディは 刑務所職員からも受刑者仲間からも、一目置かれる存在になっていく…。
もうね、ごめん。でも『ショーシャンクの空に』は外せないでしょ。無実の罪の中で折れずに静かに戦い続けるアンディはほんとにかっこいい。
刑務所内にオペラが鳴り響くシーンは名シーンとして語られまくっていますね。そして最後の最後にスカッとするのがいいです。
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10. フォレスト・ガンプ/一期一会(1994)
“人生は食べてみなければわからない、箱に入ったチョコレートと同じ”──
アメリカの激動する歴史を駆け抜けた、トム・ハンクス演じる青年フォレストの青春を暖かい感動で描写。
知能指数は人より劣るが、足の速さとその誠実さは天下一品という一風変わった主人公フォレスト・ガンプの半生を、時代を象徴する“事件”とヒット・ナンバーで綴った心暖まるヒューマン・ファンタジー。
TV放映含めてジブリ作品並みに見た作品かもしれません。フォレスト・ガンプだけは吹き替え版が秀逸。
フォレストのジェニーへの一途な愛や、ババやダン中尉との友情など大好きですね。子供の頃より今のほうが泣けます。
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11. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997)
本国ドイツで大ヒットとなったアクション・ロード・ムービー。余命わずかと宣告され、たまたま末期病棟の同室に入院させられたマーチンとルディ。二人は死ぬ前に海を見るために病棟を抜け出し、ベンツを盗んで最後の冒険へと出発した。その車がギャングのもので、中に大金が積まれていたことも知らずに……。
道 中、残り少ない命の彼らに怖いものなどなく、犯罪を繰り返し、ギャングのみならず、警察からも追われる身になるのだが……。
『天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ』これだけでも名作感はんぱないです。心がガッシガシ揺さぶられました。余命わずかのふたりの後先考えない疾走具合もいいし、出会ったばかりの二人の友情も涙を誘います。
その海もコバルトブルーの美しい海でなく日本海のような暗い海。だけどそれがいい。ときどき海をずっと見ていたくなる衝動にかられるんですけどそれはこの映画の影響も大きい。
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12. 遠い空の向こうに(1999)
のちにNASAのロケット・エンジニアになったホーマー・ヒッカムの自伝を基に、「ジュマンジ」のジョー・ジョンストン監督がロケットへの夢に賭けた若者たちの挑戦を描いたドラマ。
1957年10月、ソ連が人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。ウエスト・ヴァージニア州の炭坑の町コールウッドで、その美しい軌跡を見ていた青年ホーマーは、自らの手でロケットを打ち上げたいと思い、級友3人とともに本格的なロケットづくりにとりかかった。
もうめちゃくちゃ好きな作品です。実話をもとに作られた映画です。夢がない田舎町からロケットを飛ばしたいという夢を叶えようとする少年たちがたまらないです。
家族や周りとの衝突もありますが、ロケットがどんどん良くなるのは本当にワクワクするしすごくさわやかな気持ちになる作品です。
宇宙兄弟にもモデルになってる登場人物が出ていますね。下町ロケットで宇宙やロケットに興味を持ったなら是非見て欲しい作品です。むちゃくちゃ泣けます。
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まとめ
僕は涙腺ゆるゆるなのでこの記事書きながら泣きかけましたが、どれもおすすめですので感動したい時の参考になれば幸いです。
では素敵な映画ライフを。
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