繰り返しみたくなる映画ってありませんか?
僕自身限られた時間で映画観ることが多いのでなるべく観たことないものを選ぶんですけど、稀に「あれもう一度観たい」みたいな感情になることがあって何度も繰り返し観てる映画もあります。その辺りの映画を紹介してみようかと思います。
INDEX
何度も観たくなる映画の条件
以下の様な条件に当てはまると何度も観たくなります。みなさんはどうでしょうか?
- ハッピーエンドかどうか
- シンプルなストーリーかどうか
- 青春系
- 時期的には夏
バッドエンドは一回で十分だし複雑な物語は何回も観たくはならないですね、僕の場合は(よほど伏線がこっていれば別)。多分同じ映画を観る時点で気持ちいい感動や笑い、アクションを求めてるんですよね。結末分かっていて観るということは楽な気持ちで観たいってことなのかもしれないですね。
1. ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年)
ある田舎町に、平凡だが発想はピカイチのママチャリ、女の子みたいな外見のジェミー、武闘派でエロ担当の不良リーゼントの西条く ん、開業医の長男で恋愛担当のグレート井上たち7人の高校生がいた。彼らは近所の駐在さんとイタズラ戦争に明け 暮れ、青春を謳歌していた。
このトレーラーを見れば勢いが伝わると思います。別の映画を見ていた時にこのトレーラーを見てから見に行くことを決めました。
イタズラ好きな高校生が街に赴任してきた駐在にイタズラを仕掛けまくる話。笑いありつつ、甘酸っぱい感動があります。こういう70年代、80年代テイストの日本舞台の映画好物です。69もよかったなあ。
見所としてはイタズラがかなり面白いです。市原隼人って特に好きでも嫌いでもない俳優だったんですがこの作品は結構ハマってましたね。あと有名なんですがブログ原作なんですよね、この作品。1億ヒットのモンスターブログです。僕も全部は読めてないんですが読み始めた時寝不足になりました。ただ、エスカレートしてんなーみたいに感じるとこも多々あったと記憶してます。
原作紹介
ブログ「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」がヒットし書籍が販売され映画化しました。同じようにブログ書いてる身としては尊敬すらしてしまいます。映画と比べちょっとエスカレートしてる感もありますが面白いです。寝不足覚悟でどうぞ。
2. クローズ ZERO(2007)
偏差値最低、品性最悪の不良学生が集まる鈴蘭高校では、多数の派閥が覇権をめぐって勢力争いを繰り広げていた。現在の最大勢力は、3年の芹沢多摩雄率いる“芹沢軍団”だった。そこへ、鈴蘭制覇を本気で狙う滝谷源治が転入、鈴蘭OBで早秋一家矢崎組のチンピラ片桐と 友人になり、勢力を拡大する。
原作の雰囲気を壊すこと無く、漢同士の戦いっていうのが出ていていいですよね。キャストもかなり豪華。
小栗旬のライバルである山田孝之が演じる芹沢が半端なくカッコイイです。
一作目、二作目共に面白いけど何回も見るのは一作目が多いのは滝谷と芹沢のライバル心むき出しの戦いがカッコイイから。最後の芹沢と源治のタイマンは燃えるし映像としても非常に美しいです。余談ですが小栗旬の着ているジャージが超かっこいいのでよくヤフオクで探してますがなかなか買えません。
原作紹介
スピンオフとして高橋ヒロシ以外の作者に書かれています。絵が残念すぎる。
3. ウォーターボーイズ(2001年)
“男のシンクロナイズド・スイミング”をテーマに描くスポ根青春コメディ。部員が高校3年生の鈴木ひとりという廃部目前の唯野高校水泳部。そこへ突如やっ てきたのは若くて美しい女性教師・佐久間。それを知った男子たちはこぞって入部するが、佐久間先生はなんと“シンクロをやる”と言い出す。これにはさすが の男子たちもあっという間に逃げていった。逃げ切れなかったのは鈴木を含め落ちこぼれの5人。仕方なくシンクロの練習を始めるが……。
この馬鹿馬鹿しさ。日本の高校生のこういう非モテ感大好きです。
ど定番ですが何回も何回も見てますね。テレビでも再放送が多いので。何も考えずにみれるのがいいです。笑えるしちょっと感動もする。終わった後の爽快感半端ない。今見ると俳優陣も豪華ですよね。
そしてただ面白いだけじゃなくて、最後の演技に役者全員がものすごい努力したんだなっていうのが伝わるのがいいです。日本青春映画の最高峰じゃないでしょうか?
4. ピンポン(2002年)
卓球をこよなく愛し、勝つことに絶対的な自信を持ちながら天真爛漫で気分屋のペコと、“卓球は暇つぶし”と公言するクールなスマイル。二人は幼なじみで、 小さい頃から近所にある卓球場、タムラに通っていた。高校生になった二人は共に片瀬高校卓球部に属していたものの練習にはまともに参加しない毎日を送って いた。そんな二人が対戦すると必ずペコが優位に立つ。しかし、日本卓球界の星と期待された過去を持つ卓球部顧問・小泉はスマイルの才能に目を付け、執拗に 指導しようとする。しかし、クールが信条のスマイルはそんな小泉の熱血指導を拒絶するのだったが……。
こんなに窪塚洋介がペコにはまるとは想像もできなかったですね。アラタも最高。今予告見ても鳥肌が立つ。
ピンチになるとヒーローが現れる青春卓球スポ根ムービー。マンガの実写化でここまでの完成度ってなかなか無い。窪塚もアラタもハマり役。そして二時間に詰め込んでも違和感あんまりないのがすごいって思いません?ストーリーとして無駄がなく、それでいて登場人物の心情がちゃんと描かれている傑作です。
原作紹介
映画よりもペコとスマイルの関係とかシッカリ描かれているので原作未読の方は読んだほうがいいですよ。
アニメ紹介
そしてピンポンはアニメも最高でした。こんなにマンガ、アニメ、実写映画全てでよかった作品って他に無いんじゃないかって思います。アニメのほうが原作をしっかり書いていますが、改変も少しあってそれがまたいい味出してるんですよ。原作ファンが絶対見たほうがいい。
5. サマー・ウォーズ(2009年)
天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、あこがれの先輩・夏希に頼まれ、長野にある彼女の田舎へ。そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希 の親せきたちだった。しかも、健二は夏希から「婚約者のふりをして」と頼まれ、親せきの面々に圧倒されながらも大役を務めることに……。
世界中の人が使うインターネットの仮想空間OZがラブマシーンにのっとられた。主人公はひょんなことから名家のお婆さんの誕生日に参加。ラブマシーンの影響でお婆さんが亡くなり、家族で敵討ちに挑む青春✕家族愛ムービー。こういう冴えない少年が勇気を振り絞って頑張る作品が大好きです。最後の最後で主人公超頑張るのはグッと来ましたね。毎年夏に観てます(再放送してるし)。時をかける少女もおすすめ。
原作紹介
小説も面白いみたい。