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ドラマ、映画、小説、漫画、そしてアニメ…あらゆるエンタメ媒体で人気の一大ジャンルが「ミステリー・サスペンス」でしょう。

アニメでのサスペンスもいいですよ。ハラハラドキドキさせるアニメならではの演出や、長編で描くこともできる尺の自由度、そして声優の演技もすばらしい。
ということで、おすすめのミステリー・サスペンスアニメを紹介します。アニメでも良質なミステリー・サスペンスありますよ。
おすすめミステリー・サスペンスアニメ12選
おすすめのミステリー・サスペンスアニメを紹介。随時追加していきます。
1. 残響のテロル

■ ジャンル…アクション、クライムサスペンス、青春
■ 年代…2014年7月~2014年9月
■ 話数…全11話
■ 原案…渡辺信一郎
■ 制作 / 監督…MAPPA / 渡辺信一郎
■ 公式…TVアニメ『残響のテロル』公式サイト
核処理施設からプルトニウムを盗んだ二人の少年が日本政府に挑むクライムサスペンス
天才的な頭脳と戦闘技術をもつ二人の少年ナインとツゥエルブ。ふたりは青森の核処理施設から鮮やかな手口でプルトニウムを盗み、スピンクスと名乗り東京の各地で爆破テロを仕掛ける。
爆弾を仕掛けるたびに謎々を出すスピンクス。そして、スピンクスの出すなぞに立ち向かう警視庁の芝崎。さらに二人の旧友であるハイブを巻き込み、プルトニウムを巡る戦いが東京で繰り広げられる…という話。
言いたいことはいっぱいあるかもしれない。某経済学者は「陰謀論に毒されすぎ」と言ってましたし、テロの各種に粗はあるだろう。ヒロインも典型的な足引っ張り系でイライラもする…。
けどそんなものはどうでもいい。MAPPAの作画はこの頃からえげつないし、主人公たちの破滅に突き進む感じも目が離せない。いろんな粗を無視できるぐらいの勢いと儚さと面白さがあります。毎年夏になったら視たくなる傑作です。
2. STEINS;GATE(シュタインズゲート)

■ ジャンル…SF、タイムリープ、劇場版
■ 年代…2011年4月5日~2011年9月13日、劇場版:2018年4月12日~2018年9月27日、シュタインズ・ゲート ゼロ:2018年4月12日~9月27日
■ 話数…全24話、劇場版、ゼロ:全23話
■ 原作…TVゲーム「STEINS;GATE」
■ 制作 / 監督…WHITE FOX / 佐藤卓哉、浜崎博嗣
■ 公式…想定科学ADV『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』公式Webサイト
自称マッドサイエンティストが最悪の未来を変えるために賭けにでるSFミステリー
自称マッドサイエンティストの岡部が偶然にも過去にメールを送ることができるタイムマシンを作り上げてしまうという。
前半はいわゆる日常+実験パート。当時の秋葉界隈を思い出させるようなオタク側の主人公たちの掛け合いにニヤニヤしつつ少しずつ明らかになっていくタイムマシーンの性能にワクワクさせられるそんな展開。
しかしブツリと日常が途切れ後半は怒涛のSFサスペンスへ突入する。前半を丁寧に丁寧に描いているがゆえにサスペンス部分がたまらなく面白くなる。
張り巡らされた伏線が回収される気持ちよさは初見の特権です。視るべし。
3. 薬屋のひとりごと

■ ジャンル…中華風ミステリー、なろう系
■ 年代…1期:2023年10月23日~2024年3月24日、2期:2025年
■ 話数…1期:24話、2期:-
■ 原作…薬屋のひとりごと / 日向夏、しのとうこ、ねこクラゲ、倉田三ノ路
■ 制作 / 監督…TOHO animation STUDIO / 長沼範裕
■ 公式…『薬屋のひとりごと』公式サイト
女性にも大人気の中華王朝風のミステリーを堪能あれ
「薬屋のひとりごと」は古代中国をモデルにした王朝の後宮内で起きる様々な事件を毒見役である下女・猫猫(マオマオ)が解決していく中華風ミステリー。
絢爛豪華な世界観、個性的な登場人物、艶やかな妃達…を超クオリティの画力でアニメ化した本作。というか、TOHO animation STUDIOってこんなクオリティ高かったんだ…。
なぜか原作小説に対してコミカライズがスクエニと小学館からそれぞれ出ている本作。どちらのコミカライズかは明かされておりませんが、絵柄的にはスクエニっぽいです。
後宮内のミステリーということで、華やかな女たちの世界を描いているのですがカラフルなアニメーションだとまさに雅といってもよい出来です。原作、コミカライズ未読でもきっとハマるはず。
4. 彼方のアストラ

■ ジャンル…SF、青春、ミステリー
■ 年代…2019年7月3日~9月18日
■ 話数…全12話
■ 原作…彼方のアストラ / 篠原健太
■ 制作 / 監督…Lerche / 安藤正臣
■ 公式…TVアニメ「彼方のアストラ」公式サイト
2019年に漫画大賞を受賞した傑作を超クオリティでアニメ化
宇宙の惑星への旅行が当たり前になった未来。子供たちだけで自然の中で5日間過ごすという惑星キャンプを実施するため惑星マクパに訪れたケアーズ高校の生徒たち。
突如現れた謎の球体に吸い込まれた彼らは5000光年離れた宇宙空間に放り出された。偶然見つけた宇宙船に乗り込んだ子供たちは帰還するため様々な惑星を経由する冒険に挑む。
『映画ドラえもん』のようなワクワクする冒険であり、少年少女の成長していく過程を描いた成長譚であり、世界の謎に迫るミステリーでもある本作。原作漫画も全5巻とかなりまとまった作品のため、アニメも過不足なく描かれておりめちゃくちゃ面白いです。
とくに物語を通して発覚していく世界の謎に迫るシーンは極上の叙述トリックでゾクっとする凄さがあります。もし、原作漫画を読んでいなければ予備知識はなるべく入れずにアニメを見てほしい。

5. 【推しの子】

■ ジャンル…芸能、ミステリー
■ 年代…1期:2023年4月12日~6月28日、2期:2024年
■ 話数…1期:11話、2期:-話
■ 原作…推しの子 / 赤坂アカ、横槍メンゴ
■ 制作 / 監督…動画工房 / 平牧大輔
■ 公式…アニメ『【推しの子】』公式サイト
「推しの子」のWミーニングにやられる芸能ミステリー!
超田舎の産婦人科で働くドルオタのゴローの前に推しのアイドル・アイがお忍びで現れた。まさかの推しの妊娠に戸惑うゴローだったが無事出産できるように全力を尽くすも出産直前にアイのストーカーの手により殺害されていまう。
目が覚めるとそこにはアイの姿が…。ゴローはアイの子供、つまり「推しの子」に転生したのだ…というようなお話。そこから様々な芸能界の裏を覗く物語が展開されまくります。
2023年はアニメ豊作の年でしたが、1年を代表する作品としてもっとも大衆に支持されたのが【推しの子】でしょう。OP曲であるYOASOBIの「アイドル」は日本を超えて世界を股にかける楽曲になりました。
元々漫画がすごく面白くて人気でしたが、本作はめちゃくちゃいいアニメ化になりました。物語全編を通して原作準拠。しかし、歌唱シーンなどは盛り盛り。声と音と色で盛れるところを盛るという素晴らしいアニメ化です。
個人的には1話ごとのED曲の入り方がすごく好きで、ワクワクさせられる引きとED曲のSEが最高にマッチしてて早く次の話を視たいと思わせてくれます。

6. 氷菓

■ ジャンル…日常、青春ミステリー
■ 年代…1期:2019年4月~2019年9月
■ 話数…1期:22話+OVA1話
■ 原作…〈古典部〉シリーズ / 米澤穂信
■ 制作 / 監督…京都アニメーション / 武本康弘
■ 公式…TVアニメ「氷菓」京アニサイト
「わたし気になります」からはじまる日常系青春ミステリー
何に対しても無気力で省エネでやり過ごす主人公・折木棒太郎が姉の薦め(脅し)で入部した古典部で好奇心旺盛なヒロイン・千反田えるに出会った始まるいわゆるボーイ・ミーツ・ガール。
学校で起こる様々な小さな謎や古典部の文春に残された真実、学園祭で起こった事件にヒロインが首を突っ込み主人公が巻き込まれる。
事件のひとつひとつは些細な出来事が多くまさに学園ミステリ―。誰も死なないし、怪我しない。だけど、ほろ苦いのが正井に青春学園ミステリー。
タイトルの<氷菓>とは作中の文集の名前なのだけど、その意味が分かった時は「おぉ」っと感動します。ただ、お洒落な名前じゃなかったんだなと。
7. 涼宮ハルヒの消失

■ ジャンル…SF、ミステリー、日常、映画
■ 年代…2010年2月6日
■ 話数…劇場版
■ 興行収入…8.4円
■ 原作…涼宮ハルヒの消失 / 谷川流
■ 制作 / 監督…京都アニメーション / 石原立也
■ 公式…涼宮ハルヒの消失 – 作品情報 | 京都アニメーションホームページ
アニメ版『涼宮ハルヒ』の集大成はSFミステリー
TV版『涼宮ハルヒの憂鬱』の最終話からの続編にあたるストーリーが本作『涼宮ハルヒの消失』。クリスマスパーティーの計画を立て準備を進めていたSOS団だったが、ある日世界が一変する。
ハルヒと小泉がいなくなり、長門とみくるは普通の高校生に…。唯一、以前と変わっていないキョンは元の世界に戻る手掛かりを求めて奔走する…というような話。
TVシリーズがコメディ基準のSF日常アニメだったのでそのノリで視聴してたら思った以上にシリアスでミステリー要素が強くて度肝を抜かれました。
これまで傍観者に近い立ち位置だったキョンが追い込まれていく様は結構ホラー。そして、普通の女の子になった長門の可愛さよ…。この映画の後、「長門は俺の嫁」という発言があちこちで言われるようになったとか…。また、本作でTVシリーズの伏線を回収しまくるのでもう一度TV版を見たくなります。

8. 刻刻

■ ジャンル…SF、サスペンス、大人向け
■ 年代…2018年1月8日~3月26日
■ 話数…全12話
■ 原作…刻刻 / 佑河家
■ 制作 / 監督…ツインエンジン / 大橋誉志光
■ 公式…TVアニメ「刻刻」公式サイト
永遠の6時59分の中で繰り広げられるタイムストップサスペンス
ある日、突然ニートの兄と甥っ子が誘拐された佑河家。身代金500万を要求されパニックになる主人公・樹里と父に対し祖父が謎の石を使い佑河家に代々伝わる「止界術」を発動させる。
止界の中ではすべての時間が止まっており、止まった世界の中で家族の救出に向かう佑河家。しかし、佑河家はいるはずのない動く人間たちに襲われる。
謎の宗教団体、宗教団体に雇われた半グレ、そして止まった世界の人間を守る異形の管理人…。毎回息をつかせぬ展開で続きが気になってしょうがないタイムストップクライムサスペンスといった内容の本作。
全12話と1クールで完結する短めの作品ですが伏線も多く物語もまとまっていて非常に良い作品です。何の力もなく無力に見える佑河家が反撃にでるようになっても二転三転する戦況にハラハラが止まらないです。特に、父親のクズっぷりが悪い方向にも良い方向にも転がりまくってムカつくけど憎めない不思議な感覚に陥るはず…。
9. ACCA13区監察課

■ ジャンル…大人向け、お仕事、群像劇
■ 年代…2017年1月10日~3月28日
■ 話数…全12話+OVA
■ 原作…ACCA13区監察課 / オノ・ナツメ
■ 制作 / 監督…マッドハウス / ACCA13区監察課
■ 公式…TVアニメ『ACCA13区監察課』公式サイト
巨大組織に生きる曲者揃いの群像劇
13の自治区をもつ王国において政治と離れ国民の生活を守る巨大組織「ACCA」。13の自治区の不正を監視する監察課の副課長ジーンはタバコと食パンを愛するつかみどころのない青年。通称・もらいたばこのジーン。
ジーンは自治区の視察を行う中、次第に王家を転覆させるクーデターに巻き込まれていく。
オノ・ナツメの同名漫画をアニメ化した本作。オノ・ナツメ作品はいい意味で日本離れし絵柄でモノクロな色使いが目を引き、行間を読ませる作品なのですがこんなにもカラフルなアニメーションになるとは。
独特の空気感で描かれ、ジーンの性格の様に煙に巻かれるように物語がクライマックスまで進んでいきます。事前情報はなるべく入れずに物語が醸し出す空気感を堪能してほしい。
10. PLUTO

■ ジャンル…SF、サスペンス、大人向け
■ 年代…2023年10月26日~
■ 話数…全8話
■ 原作…PLUTO / 手塚治虫、浦沢直樹
■ 制作 / 監督…スタジオM2 / 河口俊夫
■ 公式…アニメ『PLUTO』公式サイト
浦沢直樹による手塚治虫作品のリメイクが満を持してのアニメ化
ロボットにも人権が与えられ強制する時代に大量破壊兵器になりうる7人の世界最高水準のロボットとロボット法に関わる要人が次々と殺される事件が発生。
世界最高水準のロボットの一人であるユーロポールの刑事ロであるゲジヒトは事件現場で人の痕跡を見つけることができなかった。ロボットは人間を殺すことができないはずなのに…ゲジヒトは事件のヒントを求めて、日本のアトムのもとを訪れる。
あの『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」というエピソードを浦沢直樹の手でSFミステリーにリメイク。これがなんとNETFLIXによってアニメ化され、私もワクワクしながら視聴しました。視聴しはじめて一目でわかる「浦沢直樹感」。素晴らしい作画で正直驚きました。
1時間×全8話で通常の1クールアニメよりやや長いですが、ちゃんと完結までしっかり描かれています。私の場合は漫画を読んでから結構時間がたっていたので新鮮な気持ちで視聴できましたが、浦沢直樹特有の人の悪意の不気味さ、謎が謎を呼ぶ展開、登場人物達の細かなエピソードなどかなり満足の出来でした。作品から漂う浦沢直樹特有のお家芸ともいえる不穏さを超作画で視聴できる幸せよ。
11. かがみの孤城

■ ジャンル…ファンタジー、ミステリー、青春、劇場版
■ 年代…2022年12月23日
■ 話数…-
■ 原作…かがみの孤城 / 辻村深月
■ 制作 / 監督…A-1 Pictures / 原恵一
■ 公式…映画『かがみの孤城』公式サイト
2018年本屋大賞を受賞した傑作小説の劇場版
学校で居場所をなくなった7人の少年少女がある日自宅の鏡から謎の城に連れ込まれた。そこで出会った狼の仮面をかぶった少女に「どんな願いも叶う部屋への鍵を探してほしい。期限は3月31日まで」と頼まれる7人。
9時から17時の間だけはいつでも自由に行き来できる城の中に7人は鍵を探したり、自分の悩みを語ったりしながら少しずつ仲良くなり城を自分の居場所だと思うようになっていく。
2018年本屋大賞をぶっちぎりの評価で獲得したという本作。私もいつか読みたいと思っていた小説だったので、予備知識ほぼ無しで映画で視聴しましたが良かったですね。「いじめ」や「性犯罪」みたいな描写があるので、少し重いんですけど少年少女の成長するシーンやラストにジーンとします。
ミステリー要素に関しては比較的わかりやすいので中盤にある程度予測つく人は多いと思いますが、物語自体が非常に面白いので気になることもなく楽しめるはずです。全体的に派手さはないんですけど、間違いなくいい映画です。

12. 東のエデン
![東のエデン 第1巻 (初回限定生産版) [Blu-ray]](https://www.kokoro-fire.com/wp-content/uploads/2023/12/image-8.jpeg)
■ ジャンル…SF、大人向け、恋愛
■ 年代…2009年4月9日~2009年6月18日
■ 話数…全11話、劇場版2作
■ 原作…ー
■ 制作 / 監督…プロダクションI.G / 神山健治
■ 公式…フジテレビ“ノイタミナ” TVアニメ 東のエデン SPECIAL SITE
この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語
フジテレビのノイタミナ枠初のオリジナルアニメ。先の読めない展開で毎回放送されるたびに2chなどで大きな騒ぎになった作品です。
攻殻機動隊の前時代の設定だという話も…
個人的に主人公が記憶喪失な作品って好きなのでストーリーも大好物でした。記憶喪失の少年、大金のチャージされた携帯、同じような携帯を持つライバルたち。謎が謎を呼ぶ展開で、TV版のラストは特に素晴らしかった。
この作品がなかったらノイタミナはここまで躍進できなかったんじゃないかな。
まとめ
ミステリー・サスペンスアニメはやっぱり面白いですね。まだまだ紹介できていないので皆さんのおすすめもコメントで紹介してみてください。