この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品の購入やアプリをダウンロードすることで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
『FF7リメイク』を遊んだ時、ひとつの大きな後悔がありました。
「クライシスコア遊んでないからエンディングでザックス出てきた時のサプライズが…弱い」
もちろん原作版の『FF7』は遊んでいたのでザックスが何者かは、どういう存在なのかは知ってましたが、そこまで感情移入していなかったのも事実…。
これは『FF7リバース』が出る前に、『FF7』の前日譚である『クライシスコア』を遊んでおいたほうがいいなと思っていた矢先にリマスター版である『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』が発売されたので、メルカリで購入し（おい）、1年近く積んでおりましたがようやくクリアしたのでその感想を語らせてくれ。
（なんで1年積んでたかというと『ティアキン』と『FF16』を遊んでいたからです。2023年はおもしろいゲームが出すぎです。）
ただ、私は残念ながら『CC FF7』に対する思い出補正が一切ないのでやや辛口です。
ネタバレあります。
『CC FF7』とは？あらすじ、基本情報
『ファイナルファンタジーVII』の物語からさかのぼること7年。
魔晄都市「ミッドガル」にある強力な軍事力と影響力を持つ「神羅カンパニー」。
神羅には強力な戦闘能力を持つ兵士の組織「ソルジャー」があり、そこにはソルジャー・クラス2ndのザックスが所属していた。
ザックスは先輩のソルジャー・クラス1stのアンジール、英雄としてその名を世界にとどろかせていたセフィロスと共に「ソルジャー大量失踪事件」を調査することになる。
| タイトル | CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- （リユニオン） |
| 開発元 | スクウェア・エニックス（リユニオン：トーセ） |
| 発売元 | スクウェア・エニックス |
| ジャンル | アクションRPG |
| 発売日 | 2007年9月13日（リユニオン：2022年12月13日） |
| 対応機種 | PSP（リユニオン：PS4、PS5、Switch、XBOX、Steam） |
| DLC | なし |
| CERO（年齢制限） | CERO B（リユニオン：CERO C） |
| 人数 | 1人 |
| 売上本数 | 83万本（世界：319万本） |
| GOTY | ー |
日本で83万本、世界で319万本はPSPで歴代6位の売り上げです。そして、2022年にリマスターとして『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』がマルチプラットフォームで発売されました。
『CC FF7』のストーリーを評価・感想！良かった点、悪かった点
『CC FF7』をクリアして思ったのは、本作はストーリーとエンディングが9割ということ。というかエンディングこそが本体まである。
原作『FF7』でクラウドの憧れ＆命の恩人としてちょっとだけ登場したザックスが、『FF7』の7年前にどういう戦いをしてきたのか、そしてニブルヘイムで何があり、最後どうなったのかを描いてます。『FF7』本編では多くが語られなかったザックスとエアリスの恋愛模様も描かれています。
エアリスとの関係は、『FF7』本編で描かれたクラウドとの関係を彷彿とさせるシーンが多くとても良かったです。そして、何よりラストですかね。
クラウドを守り、神羅カンパニーの軍の総攻撃で死んでしまうザックスがアンジールから受けついたバスターソードを渡すシーンはゲーム史上でも屈指のシーンでしょう。最後の負けイベントを運命にあらがうように必死に戦った人も多いのではないでしょうか？瀕死のザックスがボロボロになりながら戦い、DMWでエアリスを思い出すという演出には心をうたれました。
また、この『CC FF7』の設定や世界観の多くが『FF7 AC』や『FF7リメイク』の世界に多く持ち込まれているのがわかります。
『CC FF7』のキャラクターを評価・感想！良かった点、悪かった点
『FF7』はキャラクターが魅力的なのが特徴なのですが、本作も同様でしたね。特にザックスとエアリス、そしてアンジール。ザックスは常に前向きで優しく、まさに英雄でした。エアリスもめちゃくちゃかわいいし、アンジールも兄貴として見事。
また、タークスのメンバー（特にツォンとシスネ）に印象が本編よりかなり良くなります。逆に、ツォンとかエアリスにどうしてこんな態度取るようになったの？…と、不思議になるレベルでした。
『CC FF7』のゲームシステム（戦闘、探索など）を評価・感想！良かった点、悪かった点
ストーリーとキャラクターは素晴らしかった『CC FF7』ですが、探索面や戦闘面といういわゆるゲームシステムの部分は15年前のゲームだなという印象でした。
アクションは直近発売された『FF16』とは比べれるレベルでもないし、ミッションはもはやソシャゲの周回感あるし、ダンジョンというようなものはほぼなし。マテリアの合成システムはおもしろかったですが、ゲームバランスがあっさり崩れるのでラスボスとかクソ雑魚になってしまうレベルでした。
ただ、この戦闘システムは確実に『FF7リメイク』につながってますね。『CC FF7』のアクション性をうまくターン制バトルにアレンジしたのが『FF7リメイク』のバトルという印象です。
『CC FF7』の映像・音楽を評価・感想！良かった点、悪かった点
映像はリマスターされたことでかなり良くなってますね。リマスターとしては満点の出来だと思います。また、綾香の主題歌も素晴らしい。
それでも、『FF7リメイク』とかと比べるとかなり荒いですが。また、ミッション系の音楽が個人的にそんな好きではなかったですね。ミッションする時間かなり長いのでここは残念でした。
『CC FF7』の総合評価まとめ
『FF7』を語る上では外せない作品ですが、ゲーム性はやっぱり15年前の作品かなという感想です。特にゲームバランスが悪く、敵がほぼワンパン、ボスも2パンになるので作業感が半端ないです。
『CC FF7』のおすすめ実況動画を紹介
リユニオンが発売されたことで実況が少し増えてますね。ただ、エンディングの部分は配信禁止らしいので注意。
よしなま
よしなまは本編もリメイクも実況しています。あわせてチェックしてもいいかも。
Subaru Ch. 大空スバル
スバルも本編、リメイクともに実況していますね。スバルはかなり考察が鋭くてよいです。
『ファイナルファンタジーVII リメイクシリーズ』にどう繋がっていくのか？
『FF7リメイクシリーズ』は本編『FF7』をただ現代のグラフィックで再現したものではないです。本編以降に発売された『CC FF7』や『FF7 AC』『FF7 DC』の要素も飲み込み再構築しています。
また、この『CC FF7』のラストとは異なり、ザックス生存ルートが存在するような匂わせもあり今後どうなるか予想もつきません。
なので、この『CC FF7』のラストからどう変化していくのかが大きな謎になっているので『FF7リバース』遊ぶ前に『CC FF7』は必須で遊んだほうがいいですね。
おそらくですが、アンジールやジェネシスもなんらかの形でかかわってくるだろうし、バスターソードにまつわるエピソードもあるはず…超楽しみです。
『CC FF7』をクリアした感想まとめ
ということで『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』を『FF7リバース』発売前に無事クリアしました。ゲームとしてはイマイチでしたが、エンディングの出来を視れば超満足です。
[出典]
- CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION | SQUARE
- FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE | QUARE ENIX
- FINAL FANTASY VII REMAKE | SQUARE ENIX
- FINAL FANTASY VII REBIRTH | SQUARE ENIX
- FINAL FANTASY VII 25th Anniversary特設サイト
- FFVII REMAKE (@FFVIIR_CLOUD) · Twitter
