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とにかく熱い漫画の鬼「藤田和日郎」おすすめ漫画まとめ!「うしおととら」「からくりサーカス」など

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定期購読しているのはジャンプなんですけど、好きな漫画家はなぜかサンデー出身の作家が多いです。ジャンプは引き延ばしが多いのに対してサンデーはきっちり作品を終わらせることが多いので一人の作家さんが名作を何本も書いています。

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この記事で紹介する藤田和日郎先生もそのサンデーで活躍する一人。他の漫画家から「漫画の鬼」と呼ばれ、多くの名作を残しています。

藤田和日郎について

まずは藤田先生について紹介します。藤田先生はTwitterで積極的に情報発信をしており、日々熱い漫画論を語っていますので興味のある人はフォローしてみてください。

1. プロフィール(藤田和日郎)

藤田和日郎は北海道旭川市出身の漫画家。本名は藤田和宏。1964年生まれ。

1988年に「連絡船奇譚」でデビューし、1990年に『うしおととら』で週刊少年サンデーにて連載デビューした。主に週刊少年サンデーで少年向けの作品を執筆しているが、一部作品を青年誌で発表している。

藤田和日郎公式情報

2. 経歴(藤田和日郎)

まず藤田先生がどういう作家さんなのか簡単に略歴を見ていきましょう。

藤田和日郎 – 経歴
  • 高橋留美子の短編「闇をかけるまなざし」を読んだことをきっかけとして漫画家を目指す。
  • 1988年:第22回新人コミック大賞に入選した「連絡船奇譚」が『週刊少年サンデー』の増刊号に掲載されてデビュー
  • 1989年:「うしおととら」連載開始。6年以上の連載に。
  • 1997年:「からくりサーカス」連載開始。およそ9年の長期連載。
  • 2006年~:『ビッグコミックスピリッツ』『モーニング』など青年誌に活動の拠点を移す
  • 2008年:ふたたび少年サンデーに戻り『月光条例』を連載
  • 2016年:『双眸亭壊すべし』の連載を開始
  • 2022年:『モーニング』で「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」の連載開始。

略歴はざっとこんな感じ。漫画に対してめちゃくちゃ情熱をもっているため同業の作家さんたちに「マンガの鬼」としてキャラクター化されている。本人のtwitter(@Ufujitakazuhiro)も結構面白い。

うしおととらのアニメの時の気合いの入り方とかすごく思い入れあるのがわかってよかった。


藤田和日郎の長編連載作品をすべて紹介

藤田和日郎の真骨頂ともいうべき長編の少年漫画。長い長い物語の末のクライマックスの盛り上げ方は一見の価値あり。藤田和日郎は週刊少年サンデーでの長期連載作品を4本の作品を世に出しております。

1. うしおととら / 藤田和日郎(全33巻+外伝1冊)

あらすじ

蔵の中に、500年も閉じこめられていた妖怪。ヤツはその昔、人を食い、悪業の限りを尽くしていた。ひょんなことからヤツを解き放ったのが、蒼月潮(あおつきうしお)。うしおはヤツにとらと名づけた……。うしおととらの伝説が、いま、幕を開ける!

連載デビュー作は日本を代表する少年漫画の傑作!ラストバトルは圧巻!うしおととらのコンビが最高すぎて泣けてくる

デビュー作にして30巻を超える長編漫画。藤田和日郎の名を日本に知らしめた少年漫画の傑作であり連載デビュー作。日本の少年漫画がお手本とすべき王道の作品ともいえる。破魔の槍を手にした少年うしおとその槍に封印されていた大妖怪とらが人を害する妖怪と戦う話。

破魔の槍を手にした少年うしおとその槍に封印されていた大妖怪とら。人を害する妖怪と戦いながら、強大な悪「白面のもの」に立ち向かう。

少年漫画のお手本とはこれぞというぐらいの王道ど真ん中うしおととらの素晴らしいのはとにかくラストバトルの盛り上げ方。この長い長い物語は全部ここに繋がるんだなと。ラスト3巻の加速の仕方はほんとうにすごい。何度も何度も泣いた作品。

そして、うしおととらのコンビがまた最高でした。ちなみに僕はコンビものに弱いです。アニメもいろいろ端折ってましたがラストは良かったですね!

作品情報
  • タイトル:うしおととら
  • 掲載誌:週刊少年サンデー
  • 連載時期:1990年 – 1996年
  • 巻数:全34巻
  • メディアミクス:TVアニメ化
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2. からくりサーカス / 藤田和日郎(完結 / 全43巻)

あらすじ

遺産相続絡みで命を狙われる少年・勝と人を笑わせないと死んでしまう病にかかった男・鳴海、そして勝を助けるためにからくり人形を操る女・しろがね…。三人の運命が交錯する時、“笑顔”の本当の意味が…!?

2作目は作者最長連載!うしおととらが「友情」ならからくりサーカスは「愛」の物語

『うしおととら』の連載終了からわずか1年でこの作品を世に放つ狂気。より複雑になった物語にくわえ、バイオレンスな表現、そしてこれまでに見られなかった恋愛描写。風呂敷を広げ、伏線をバラまき生まれた傑作です。

藤田作品の中でもっとも長期連載されたのがこのからくりサーカス。元々は気弱な坊ちゃんだった勝が鳴海やしろがね、それ以外のかっこいい大人たちに魅了されてどんどん成長していくのが面白い。

対ラスボス戦は『うしおととら』が最高だけど、ラストに持っていくまでの流れは『からくりサーカス』が最高。個人的に『うしおととら』は友情がテーマで『からくりサーカス』は愛がテーマなんじゃないかなって思っています。

作品情報
  • タイトル:からくりサーカス
  • 掲載誌:週刊少年サンデー
  • 連載時期:1997年 – 2006年
  • 巻数:全43巻
  • メディアミクス:TVアニメ化
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3. 月光条例 / 藤田和日郎(完結 / 全29巻)

あらすじ

ある月の青い夜。月光と演劇部の前に、おとぎばなしの住人・鉢かづき姫が、いきなり本の中から現れた。彼女は、不思議な月光でねじれてしまった「おとぎばなし」の世界をもとに戻すため、「月光条例」を執行する人間を求めてやって来た使者だった。偶然、条例の〈極印〉を授かり執行者になってしまった月光は…!?

青年誌での経験をへて生み出されたのは和洋のおとぎ話を守る物語

『うしおととら』『からくりサーカス』にくらべ残虐な表現が抑えられ本作。青年誌での掲載を経験した作者が物語の根源的存在意義を問い直し物語の力そのものの凄さについて純粋に楽しんでほしいと願った作品でもあります。

前2作と比べるとやや評価の低い印象なのが『月光条例』ですかね。僕も当時連載で追いつつもアラビアンナイト編(超ながい。。。)で一度ドロップアウト。ただ先日マンガアプリで全巻イッキ読みをやっていたのでそこで改めて読んでみたら「あれ?面白いじゃん」ってなり無事完読。イッキ読みすると面白さがわかる作品です。

藤田作品の良さはラストにあると思っていて、この作品もそれです。ちょっと中だるみするところを超えれば最後はやっぱり藤田作品だなあってなるので同じように途中で読むのをやめた人がいれば最後まで読んでみましょうよ…って言いたい。

作品情報
  • タイトル:月光条例
  • 掲載誌:週刊少年サンデー
  • 連載時期:2008年 – 2014年
  • 巻数:全29巻
  • メディアミクス:ー

4. 双亡亭壊すべし / 藤田和日郎

あらすじ

大正時代より、東京・沼半井町に傲然とそびえ立つ奇怪な屋敷、
名を「双亡亭」。立ち入った先で闇と出会ってしまったら、もはや己は己でなくなるだろう。
遺恨を辿る者達はその門戸へと導かれ、集い、挑む。おぞましき屋敷を破壊する為に…!!

長期連載作品4作目は群像劇!絶対に壊せない「双亡亭」に挑む人々の戦いを描く

主人公格数人が活躍する作品を描きたいという作者の意図からはじまったのが本作。絵本作家、巫女、謎の少年、霊媒師や軍人など多様な登場人物が活躍する。

双失亭と呼ばれるめちゃくちゃ恐ろしいお化け屋敷を破壊するために自衛隊が爆撃したり、霊能力者が集まったりするという話。

この「双眸亭壊すべし」はおそらく「家族愛」をテーマにしている。そして、不気味なホラーな展開から始まっての見事の大団円。藤田作品の真骨頂ともいうべきラストは必見です。

作品情報
  • タイトル:双亡亭壊すべし
  • 掲載誌:週刊少年サンデー
  • 連載時期:2016年 – 2021年
  • 巻数:全25巻
  • メディアミクス:ー

藤田和日郎の短編作品をすべて紹介

長編こそ藤田作品の真骨頂と言いましたが、短編も素晴らしいです。一部作品は青年誌で発表されています。

1. 邪眼は月輪に飛ぶ / 藤田和日郎(完結 / 全1巻)

あらすじ

世界を壊滅に追い込もうとしている一羽のフクロウ《ミネルヴァ》。人類存亡の危機を救うため、今ひとりの老マタギが立ち上がる!超怪力作家が渾身の力で描く、壮大なスペクタクルバトル!!

青年誌での第1弾は世界最悪のフクロウ対マタギの世紀の一戦!

「うしおととら」「からくりサーカス」と長編が続いた後に出された短編。短い中にもきっちりと物語が詰め込まれた名作。

その眼で見られたものは死んでしまうという恐ろしいフクロウ「ミネルヴァ」を倒すために、過去一度ミネルヴァを落としたことのあるマタギの鵜平が銃を取って戦うという話。

主人公4人のキャラも立っており藤田和日郎氏ならではの熱さは健在。紫玉のエンターテイメントです。鵜平がスニーカーを履くとことか良いシーンでぐっとくる。

作品情報
  • タイトル:邪眼は月輪に飛ぶ
  • 掲載誌:週刊ビッグコミックスピリッツ
  • 連載時期:2007年
  • 巻数:全1巻
  • メディアミクス:-
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2. 黒博物館シリーズ / 藤田和日郎(不定期連載)

あらすじ

19世紀・ヴィクトリア朝初期のロンドンで、女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生。現場では、高笑いしながら跳び去る怪人の姿が目撃されていた。3年前、夜道で女性たちを驚かせたという「バネ足ジャック」が殺人鬼となって帰ってきたのか?事件を追うロンドン警視庁の警部は、意を決してある「貴族」の館へ馬車を飛ばす……。

青年誌での2作目はなんと講談社!19世紀イギリスの重厚なファンタジー

『黒博物館』シリーズは藤田氏唯一の講談社の作品。不定期連載としてシリーズ化しており、これまでに『スプリンガルド』『ゴーストレディ』『三日月よ、怪物と踊れ』と3部連載している。

『スプリンガルド』はイギリスの都市伝説である「バネ足ジャック」を独自の視点で描く中編とその後日談が収録されている。個人的にはこの後日談がかなり良いです。というかこの後日談が綺麗に物語を締めてくれるんですよね。

2作目の『ゴーストレディ』なんとナイチンゲールの生涯をオカルトを交えて描く快作。歴史漫画としても楽しめます。ただし、戦争&病院をえがくのでやや不衛生な描写あり。上下2冊のボリュームにこれでもかというほど物語が詰め込んでるのでかなりパワーを使います。しかも結構伏線をばらまいててちゃんと回収する。すげえ・・・ってなります。

作品情報
  • タイトル:黒博物館シリーズ『スプリンガルド』『ゴーストレディ』『三日月よ、怪物と踊れ』
  • 掲載誌:モーニング
  • 連載時期:2007年~(不定期連載)
  • 巻数:不定期連載中
  • メディアミクス:ー

3. 藤田和日郎短編集 夜の歌 / 藤田和日郎

あらすじ

新人コミック大賞入賞作「連絡船奇譚」を始め、「メリーゴーランドへ!」「夜に散歩しないかね」「掌の歌」「からくりの君」収録の初の傑作短編集。

単行本未掲載のデビュー作含む5つの短編を掲載

新人コミック大賞入賞作「連絡船奇譚」を始め、「メリーゴーランドへ!」「夜に散歩しないかね」「掌の歌」「からくりの君」収録の初の傑作短編集。


4. 藤田和日郎短編集 暁の歌 / 藤田和日郎

あらすじ

会えばクルマや女の話ばかりする友人。目の前でタバコをふかしても文句一つ言えない両親。そんな人々に囲まれて生きる少年・淳一は、しわだらけの祖父を見るにつけ「きっとオレも、ああなっちまう」と将来を悲観してばかり。だがある日、その祖父を米軍の女性将校が突然、極秘裏に訪ねてきた。そして淳一は、理由も知らされないまま祖父に連れられてアメリカ本土へ…

96年以降の短編を4つ掲載

短編集の2作目。「美食王の到着」「瞬撃の虚空」「ゲメル宇宙武器店」「空に羽が…」の4つの短編が読める。「瞬撃の虚空」のおじいちゃんがカッコイイ。「空にはネガ…」はかなり感動します。


藤田和日郎作品の特徴、魅力について

藤田和日郎作品の特徴や魅力について解説します。

1. 熱量がとにかくすごい

もしかしたら絵柄が苦手で読んだことがない人もいるかもしれませんが、藤田先生の作品から感じつ熱量は圧倒的です。とくにホラー、アクションの描写は必見です。


2. クライマックスを盛り上げることに対しては右に出るものなし??

私は藤田先生は日本一ラストバトルを盛り上げるのが上手い漫画家だと思います。最後の戦いに向けて、数多くの仲間、数多くの敵が命を燃やし退場していく。

「おおー、ここでこいつが出てくるのはめちゃくちゃ熱い!」というのを何度も何度も見てきました。長編が多いので道中で少しだれることもあるのですが、その多くのエピソードさえも最後を盛り上げる最高のパーツになります。


藤田和日郎作品を無料・お得に読む方法は?

藤田和日郎の作品を無料で試し読みする方法と購入派には一番安く買う方法を解説します。

無料試し読み派の人はマンガアプリを使うと全話無料で読めることも

1日に読める量や読める期間に制限はありますが、無料で読みたい人はマンガアプリがおすすめです。〇〇先生の作品はうまく使えば全話無料で読めるのでまずはマンガアプリで試してもよいでしょう。

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まとめ:藤田和日郎の作品と魅力

あらためていい作品を生み出し続けている素晴らしい漫画家だなと再認識しました。少年誌、青年誌ともに今後も熱い物語を世に発表し続けてほしいですね。

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